会話の中で、自分の性格や行動を
◯◯ではない、◯◯しないようにする、
と表現されるクライアントがよくいらっしゃいます。

 

私はよく、「それを肯定形の文に変えるとどうなる?」という問いをします。


◯◯でない、という状態は、
◯◯である、という状態以外の全てを指すので、
とても広い表現であり、ものごとの特定が困難です。

 

例えば、
人に嫌われたくない←→人に好かれたい
であれば、
人に嫌われないようにする行動と
人に好かれるようにする行動は、大きく違いますよね。
結果も大きく異なると思います。

 

自分に対しても、クライアントに対しても、ものごとを肯定形でとらえる習慣をつけましょう。