今から1万年以上前の縄文時代の人たちは、
本物の叡智を持っていました。
方位磁石がなくても、
冬至になったときに、
どこの位置にいれば、
ちょうど神聖な山の山頂から
日が昇って来るのか知っていました。
森を歩けば、
体に効く薬草が何か知っていたし、
海に出れば、星の配置を見て
どちらの方角に進めばいいのかも知っていました。
富をむやみに蓄積したり、独占しても、
人が幸せにならないことも知っていたので、
交易も等価交換ではなく、
本質的には助け合いと信頼の物々交換だった。
必要以上の狩猟や採集が自然を損ない、
ひいては自分たちの生活環境にも
悪影響を及ぼすことも知っていたので
自然とも共生していました。
今の私たちは、
アプリやネットで検索すれば、
たいていのことがわかります。
なんでもお金と交換すれば手に入る社会になってしまったので、
お金をやたらと持とうとして、
それが原因で争いや自然破壊、
ひいては戦争に至ることもあります。
どちらが本当に進化した姿なのでしょうか?
私は日本全国の縄文遺跡を実際に見に行ったり、
縄文時代を調べていくうちに、
それがよくわからなくなりました。
いきなり縄文時代のように
竪穴式住居に住んで、
狩猟と採集の生活に戻るべきだとは思いませんが、
少なくとも自分で体験し、
失敗もしながら、
自分でよく考えて答えを出していくことを
大切にしていきたいと思っています。
そうしないと、
宇宙の叡智ともつながらなくなり、
機械のようなものになり下がる気がするからです。
でもこれは、私の考えです。
あなたの人生はあなたのものです。
あなた自身で考えて、決めてください。
それではまた
今日も素敵な1日を