今年2月に開催したエンジニア版あした会議「CA BASE SUMMIT」で決議された「キャリアカタログ」を4月に社内公開しました。

 

 

キャリアパスに悩む若手エンジニアの声から生まれた施策で、サイバーエージェントで活躍する様々なエンジニアのロールモデルを記事化しました。公開後、アクセス数が大きく伸び手応えを感じています。

 

2008年新卒入社で2児の母でありながらもエンジニアとして最前線で活躍する@fuzzy31u 、2014年新卒入社でAILab経済学チームをリードする@housecat442 、2018年新卒入社で入社直後にWinTicketの開発責任者に抜擢その年の最優秀新人賞に輝いた@_hiro511ほか、新卒で入社した計13名のエンジニアのキャリア(実績と価値観)はどれも読み応えがあり、エンジニアがキャリアを考える上でとても参考になる内容に仕上がっています。
(次回は中途で入社したエンジニア10名のキャリアを公開予定です)

 

 

 

サイバーエージェントは2006年に「技術のサイバーエージェントを創る」と宣言し、エンジニアの採用と育成に取り組んできました。それから15年が経ち、エンジニアの数は1,000名を超えました。

 

毎年優秀なエンジニアが入社するようになり、若手・シニア関係なくサービスや事業を牽引するエンジニアが各所で台頭し、「技術のサイバーエージェント」と胸を張っていえる状況になったと思います。

 

足元は盤石な状態ではありますが、

さらなる開発力の強化に向けて新たな取り組み「ライフタイムバリュー倍増計画」を始動したいと考えています。
 
(一般的に「ライフタイムバリュー」はマーケティングで利用される用語ですが、ここでは「エンジニアの生涯価値」と定義しエンジニア個人の価値を高めるために様々な取り組みを行っていきます)
 

 

 

VUCA時代に入り、これまで以上に「変化対応力」が求められる時代になりました。

 

エンジニアには社会や市場、顧客ニーズの変化に対して、より一層オーナーシップを持ってバリューを発揮することが求められます。エンジニアが活躍するフィールドの広がりとともに、そのロール/キャリアは画一したもので表現することがとても難しくなりました。

 

サイバーエージェントには約100個の開発プロジェクトが存在します。100人を超える大規模な開発組織もあれば、少数精鋭で新規サービスを立ち上げるチームもあります。

 

子会社でCTOの肩書をもつエンジニアも多数存在します。秋葉原ラボAI LabDeveloper Expertsのように専門性を発揮して会社に貢献するロールも存在します。

 

この10年でエンジニアに求められる活躍機会は広がり、「経営戦略」「組織開発」「マーケティング」「UIUX」「サービスグロース」など、自身の強みを活かしてバリューを発揮するエンジニアが増えてきました。

 

この「キャリアカタログ」を通して様々なロールで活躍するエンジニアを知ることで、エンジニアの可能性を再発見し自身のキャリアを考えるきっかけになればと思っています。

 

 

 

人は未来の旗印があるとより一層頑張れるものです。

 

キャリア支援として、社内異動公募制度「キャリチャレ」やFA権、エンジニア向け評価制度「JBキャリアプログラム」を用意していますが、新たにエンジニアの「ライフタイムバリュー」を高めるための専任組織/ミッションを作り強化していきたいと思います。

 

サイバーエージェント Mission Statementより
ーー 有能な社員が長期にわたって働き続けられる環境を実現。
 

エンジニアを取り巻く環境は大きく変化していますが、優秀なエンジニアが長く活躍できる環境を創ることに惜しみない努力を注いでいきたと思います。