岡山で季節のチーズケーキを作っている

菓子工房ぽわんの古市泰子です。




先日お邪魔した倉敷市児島にあります三冠酒造さん。1806年(文化3年)創業の歴史ある酒蔵です。


酒米は岡山県発祥の2大米「雄町」「朝日」、仕込み水は地元の山裾に水源のある純水を使用。伝統の地酒造りの日本酒は、辛口の芳醇な味わいとのこと。

三冠酒造さんからほど近い、下津井港で水揚げされる魚介類との相性を第一に考え醸造されているそうです。


1月に訪れた時にとてもおいしかったこちらのドリンクを、今回もいただきました。
左は柑橘湯、右は生姜ほうじ茶。

柑橘湯は、敷地内で採れる柚子や金柑、八朔などを丁寧に漬け込んだものと、酒造りで使用する仕込み水「みこえ水」を合わせた和風レモネード。

新生姜と根生姜を甘めに漬け込んだものと、「みこえ水」で淹れたほうじ茶を合わせた生姜ほうじ茶。

どちらも素材感たっぷり!具もたくさんでとてもおいしいんです~!!

仕込み水で淹れたコーヒーも気になります。

大吟醸の酒粕を大量に分けてもらいました。
こちらの酒粕は絞りがゆるく、酒粕にお酒がたっぷりと残っているので香りが高くおいしいのです。
ぎゅーぎゅーに絞ってカチカチに固い酒粕も見かけますが、三冠酒造さん曰く、搾りすぎると日本酒の方に雑味が混じってしまうとのことでした。なるほど~確かに。

この度初めてお作りした三冠酒造さんの酒粕をたっぷりと練り込んだチーズケーキ。
今度の「春のマーケット」に持っていきます。

まろやかでクリーミーな酒粕のチーズケーキ、
ぜひ召し上がってみていただきたい。


三冠酒造さん、夏には酒粕のかき氷もいただけるんですよ。
仕込み水を-8℃で2日間凍らせて氷にし、酒粕シロップと酒粕練乳、酒粕ホイップ、酒糀米をトッピングして提供されます。
ボリュームもあって、味わい深くておいしいです。思い出したら食べたくなってきた!笑
夏もまた行かないと~!!