これは何歳の時かな?




「5歳?」
「まだ子犬だよね?」

など、いろんな声が聞こえてきて、楽しい瞬間。

答えは、「3ヶ月」です。

じゃあこれは?




「年とったのかな?」
「30歳くらい?」

ううん。13歳だよ。
犬の13歳は、もうおばあちゃんになるんだよ。

と、犬の年齢計算の仕方などを説明すると、

「私と同じ年齢なのに、お年寄りになっちゃうの?!」

と、ビックリする子どもも多いです。

ヒトの成長速度と、動物の成長速度とが異なるって、
オトナは当たり前だと思っているけど、
子どもにとっては、不思議な感覚なのですよね。。。

そういう話や、犬も年をとると耳が遠くなったり、
目が不自由になったりするお話。

最後には介護も必要になるお話もします。

「犬ほしいよー」

と、子どもは言いますよね(*^^*)

最期の看取り体験は、核家族化の現代はなかなかないまま大人になることが
多いです。

家族できちんと最期まで面倒をみて、看取る体験は、大変だけど
とても貴重で大切な経験になります。

私もそうでした。

ヒトの介護や看取りは、やや重い話になりがちですし、
小学生には難しい部分もあるかと思います。

でも、「私と同じ年齢で、寿命なのか…」
というのは、リアルにあれこれ考える機会になるようです。

ただ、中には

「動物を飼いたい。でも、飼えない」

子どもたちもいます。

だから、ただ

「動物を飼うのは良い体験になるよ」

と、投げっぱなしにはしません。

私も犬を飼いたくて、飼いたくて、でも飼えない環境だったので。。。

「犬を飼いたいけれど、飼えない環境の人は、その気持ちを大切に心の中で温めておいてください。
いつか飼える環境になった時に、その想いはきっと素晴らしく開くと思います」

と、私の体験も交えながら伝えます。

子どもの頃に、簡単に犬が飼えなかったから、大人になって
飼えた時に、いろんなことを学ぶのが楽しくてたまりませんでした。

大人になるまで、温めていたからこそ、
今、こうしてお仕事にできるまでになりました。

子どもの未来は無限です。

たくさんの「夢の卵」を温めてほしいなあ~と思います(*^^*)