先週末辺りから一気に暑くなり、幼稚園の帰りの迎えの時には半袖の人もいるくらい。そんなわけで昨日の私は間違って上着を着て行ってしまい、暑い暑いと困ってしまった。


 髪がボサボサになってきたので、空いていた日に美容院予約をとり、髪の毛を切りにいった。

 ここ最近は職場見学のようなものに行くべく、履歴書などを送っているので、いつ会社との面談があっても良いように多少整えておきたいと思ったから。


 今日さ美容院さんに「あなたといると、初めてきた日のことを思い出さずにいられないのよね。どうしても……」と。

 今となっては苦笑いで済むけれど、一年前に3回ほど行った美容院であまりに酷いカットをされた。それは週末の土曜日だったのだけど、あまりにどうしようもなくて、週が明けたらどこかの美容室に行って少し整えてもらおう!と血眼になって月曜営業の店を探した。それが今の美容院。

 彼女も「いやぁ、そうよね。本当に酷かった。大惨事だったわよ。トラウマになっちゃうくらい!」とこの話になると毎回この返事が返ってくるくらい。その時には「これ返金ものよぉー」と言ってくれたが、もうその美容師の顔は見たくないと思い(しかも車で20分以上かかった)クレームをつけには行かなかった。

 

 彼女と予約の過去の履歴を見ると、ちょうど初めの予約から1年を過ぎたところだった。「アニバーサリーだわ!」


 この美容院に通い始めて1年。今では子供達も、夫も同じ美容院に行くようになった。そして今週末には、義母もこの美容院に、しかも同じ美容師さんで予約を取った。


 この町に引っ越してきて1年半が経とうとしている。自分の場所として、少しずつ馴染んでいけば良い。自分たちのペースで進めば良い、と思った今日の日。