ディアブロの購入資金を貯めはじめて数年後、中古車探しをはじめました。
探していたのは、中期型のVT~SVあたり。
貯金をしながらゆっくり探そうと思っていました。
あと数年我慢して、SE30JOTAなんか買えたらすごいなーとか、色々と妄想を膨らませながらも、
資金的には気が早いけど、何となく探してみることにしました。
ネットで検索したところ、都内には数台ありました。
1台は、赤の初期型ディアブロで、池袋にありました。
連絡してみると、メンテナンス中で車体を見ることができませんでした。
次に見つけたのは、板橋のショップ。
黄色のVTが売りに出ていました。
内装は黒。
ホイール以外はノーマルでした。
ちょっと割高だったのですが、なかなか綺麗な固体。
でも、なんとなく惹かれませんでした。
いい車体だったのに、なんでだろう?
黄色のディアブロに乗るっていうイメージが湧かなかったのかな?
そして、3件目。
そのディアブロは、川越にありました。
93年型で、色は赤。
初期型でしたが、VTが発売された直前のモデルで、ドライブシャフトなどマイナーチェンジされている固体。
内装も綺麗な状態でした。
ネットに売りに出して、まだ数日しか経っていなかったようですが、見に行ったその日に契約書にサインしてしまいました。
当時、雑誌でディアブロ特集なんかあると、必ず初期型は壊れやすいみたいな記事が書いてあって、僕も、初期型ディアブロには手を出さないのが常識みたいなイメージをもっていました。
でも、この赤のディアブロが予想以上に綺麗だったのと、存在感に圧倒されてしまって、つい手を上げてしまいました。
ディアブロの買い方としては、いちばんダメな買い方だったかもしれませんw
結果、雑誌に書かれていた以上のトラブルを経験して、何度か心も折れました。
今、後悔しているかといえば、全くそんなことはなく、ここまでディアブロのことを知ることができたのは、間違いなくこの赤いディアブロのおかげです。
このディアブロは、僕をオーナーとして、本当によく鍛えてくれました。
中期型のVTやSVを買っていたら、今頃どういう車人生を送っていたでしょうか。
トラブルは無いのがいちばんですけど。
僕が買った2004年の時点で、93年型のディアブロは11年落ちでした。
2014年現在、最終モデルのVT6.0も、かなり古い年式になりましたね。
消耗品とか、色々とくたびれてくる頃だと思います。
運が悪ければ、というより、整備状態が悪ければ、エンジンブローするかもしれない。
買ったら苦労するでしょうね。
でも、
ディアブロは、すごく楽しい車です。
心から、そう思います。