Привет!

広島の土砂災害に対し、プーチン大統領から安倍首相に電報が届いたそうです。クレムリンのHPで以下のように伝えられています。

           
   
     20 августа 2014 года, 20:00    
 
   

安倍晋三日本国首相への哀悼の意

ウラジーミル・プーチンは、広島での土砂崩れによって多くの人々が犠牲となったことに関し、安倍晋三日本国首相に哀悼の電報を送った。


ロシア連邦大統領は犠牲者家族に哀悼の意を表明し、この自然災害で被害を受けた方々の早期の回復を祈るとの言葉を伝えた。

2014年8月20日 20:00



現在も避難指示が出ているようです。被害が広がらないよう、祈ります。


さて、先日もブログで「ノヴゴロドのマクドナルドが販売禁止」という記事を取り上げましたが、ついにモスクワ市内でも4店舗、一時閉鎖になったようです。

過去記事:ロシアでマクドナルドが販売禁止に?~その理由とは~

表向きは「衛生法違反」とのことですが、実際はアメリカへの報復ではないかと話題になっていますね。そのことを取り上げた記事がありましたので、それを読んでみました。


Закрытие ресторанов "Макдональдс" - месть Америке

「マクドナルド」の閉鎖はアメリカへの報復

専門家が本紙にこのチェーン店の4店舗閉鎖の本当の理由を語るロシア消費監督庁は、モスクワ市内の「マクドナルド」4店舗の一時閉鎖を明らかにした。公式にはこの件はロシアへの制裁の報復措置とは関係ないと言われている。当局の8月20日付けの発表によると、「多くの衛生法違反」について述べられている。しかしながら、この有名ファーストフード店閉鎖の真の理由にふいて、専門家が本紙に語った。

一時閉鎖となったのは、「プーシキンスカヤ駅前店(モスクワ第一号店)」「オホートヌィ・リャド駅前店」「アレクセーエフスカヤ駅前店」「ノヴォギレエヴォ駅前店」だ。このことについて、当局の公式HPで伝えられている。

「閉鎖された店舗の中には、プーシキンスカヤにある第一号店があります。もちろん、これは象徴的な一歩です。1990年代の急激なアメリカ化を経てロシアは立ち上がったのだと言われています。アメリカに切り込み、思い知らせてやりたいのです。しかし、一方でマクドナルドはファーストフードに行列さえつくらない西側よりもわが国ではポピュラーな存在です」―このように、政治学者のアレクセイ・マカルキン氏は考えている。

専門家の見解では、店舗閉鎖はロシアの住民にも影響を与えている。

「このチェーン店では学生たちも働いています。これは彼らにも打撃でしょう。そのほかにも、私が思うにマクドナルドは国内の業者ともビジネスをしていますから、ここでも問題が起こりうるでしょう」―このようにマカルキン氏は続ける。

しかし別の意見もある。4店舗閉鎖はこのファーストフードチェーンに深刻な財政的結果をもたらしはしない、というものだ。

「ロシアにはマクドナルドは500店舗以上あります。4店舗の閉鎖は財政的な打撃にはならないでしょう。むしろ、イメージ的な打撃です。マクドナルドの商品の品質が非難され、他国にも響きました。クレームはアメリカ国内でさえ聞かれます。これは稀なことではありません。新しいクレームを毎回敏感に受け止めるのとは別問題です。これは株主が抱く店の経済的魅力への打撃となります」―このように、政治情報センターのアレクセイ・パニン副所長は結論する。

アレクセイ・パニン氏の見解によれば、店舗閉鎖はロシア側からの制裁の続きであるとの考えを、マクドナルド側は非公然にきっちり支持するだろうという。

「政治的な動機がその影にあることは、もちろん排除できません。そのようなステップが偶然行われるなどということは、稀なことです」―このように、この政治学者は続ける。

モスクワ市内の閉鎖された4店舗の営業問題が、今後のロシアと欧米各国間の関係発展を決定するという点で、専門家たちの意見は似通っている。

「新たな意見の相違がなければ、指摘された違反項目を改善し、数日後には営業を再開する可能性はあるでしょう」―このように、政治情報センター副所長は述べている。 (以下略)

出典:МКRU

閉鎖された店舗の一つがロシア一号店ということで、様々な憶測を呼んでいるようです。

いずれにしても、専門家の中には制裁に対する報復という見方を強めている人も多いみたいですね。

一方で、そもそもファーストフード自体健康に悪いので無くすべきという意見もちらほら見られます。

そういや、私も長らくマクドナルドに行っていないなあ。何年ぐらいだろう。

ヘルシーなファーストフードなら行きたいですけどねw