第二次大戦後の日本を考える① | パンチくん!のブログ

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Punchくんは私の飼い猫三匹のうちで真っ黒な子です。
一番野性的で身のこなしがしなやかです。
私も彼のようにしがらみから自由になり、思ったことを勝手気ままに書きこんでいきたいと思っています。

イタリアはムッソリーニのファシスト党に反対し、戦争にも反対するパルチザンがいて、最終的にムッソリーニを処刑して、ファシズムを終わらせた。
ドイツは、戦後に東ドイツを建国するほどの反ファシズム勢力がいた。

日本にはそれほどの反戦勢力が現れなかった
。連合国、特にアメリカには奇異に映ったのだろう。

日本には治安維持法があって、違反すると最悪で死刑にされた。
共産党をはじめとする社会主義、共産主義の主だった指導者、宗教の立場から戦争に反対するものまで投獄していた。
朝鮮半島では独立運動を指導する者達が国外に逃亡して臨時政府を組織せざるを得なかった。
北朝鮮でパルチザンを組織していた金日成とそれを支援する中国の毛沢東には、朝鮮人ながら日本の軍人になっていた朴正煕を差し向けて殺害させようとしていた。

治安維持法を根拠にする弾圧があまりに激しく、徹底していたから日本で反戦運動はできなかったのだ。