馬鹿に戦争は無理だ! | パンチくん!のブログ

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Punchくんは私の飼い猫三匹のうちで真っ黒な子です。
一番野性的で身のこなしがしなやかです。
私も彼のようにしがらみから自由になり、思ったことを勝手気ままに書きこんでいきたいと思っています。

映画「アメリカン・スナイパー」を思い出す。
イラク戦争の時、アメリカ軍は戦車の回りを歩兵が囲んで進軍していた。
その軍団に近づくテロリストを狙撃するのがスナイパーの役名だった。
さらにドローンを飛ばして周囲を見張り、遠隔からスナイパーに命令する司令部がある。

一般市民に紛れると誰がテロリストかなんて判別できない。
だから空爆と砲撃で町を廃墟にして市民が住めないようにして、進軍ルートを確保するのがアメリカ軍のやり方なのだ。
悪逆非道だが、理にかなってもいる。
さすがに、世界で一番、他国への侵略を繰り返し、爆撃と砲撃で人を殺してきただけのことはある。正に戦争のプロのやり方だ。

ウクライナは、ゼレンスキーは、市民に武器を配り、徹底抗戦を呼びかけ、戦闘訓練も施していた。
兵士と市民の区別はつかない、数百人の市民にロシア兵が接触したなら、ロシア兵が銃撃されたら、皆殺しにするしかない。
あるいは、恐怖に駆られて、銃撃される前に皆殺しの命令を出すかも知れない。
だからロシア軍がウクライナ市民と接触することがそもそもあってはならないことだったのだ。
ウクライナの老婦人がロシア兵に「ファシストよ、何をしにここに来た!胸ポケットにひまわりの種を入れておくと良い!あなたが死ねばそこから花が咲くだろう」などと話しかけることは本来あってはならない。

アメリカやイスラエルなら、そういう事態を招かないように都市を徹底的に破壊して、市民を丸ごと追い出す。
そして無人の廃墟を進軍する。

ロシア軍は戦争慣れしていないことが露呈した。アマチュアだ。真珠湾を攻撃すればアメリカが降伏すると思い込んでいた日本帝国軍並みに頭が悪い。

もう遅い。
だが、自分たちの戦争に対する無知を自覚して、さっさと手を引くべきだ。
クリミア半島やドンバスを守りたいのなら、一旦退却して、他の手を考えるべきだ。