生活習慣病やアレルギーが治らず、口蹄疫やインフルエンザが蔓延する理由は、環境の変化やウィルスが強くなったことより、現代人の「カロリー過多の栄養不足」が大きな原因だと考えられます。
環境や、ウイルスが強くなったと同時に、人間が思いっきり弱くなっているのです
生活習慣病になるのは、不摂生の人だけ
私はご飯も3度食べているし、野菜も果物も十分取っているわ
と、おしゃる方も多いでしょう
ところがどっこい、それでも栄養不足なのが現代人の悲しいところ
なぜゆえ?なのか
私が習った病理の教授は「できるなら、海水をごくごく飲みたいくらいだ」
と、いつもおっしゃっていました
海水は皆様もご存知のとおり、「ミネラルの宝庫」
そう、ミネラルもビタミンも含んだ土壌からの野菜を食べ、海の塩を使っていれば、日本人の食生活は「ひとまず安心」だったわけです
それが、なぜか、専売公社。精製されたお塩しか流通しなくなったために
日本人は、海の栄養から、ある日突然切り離されてしまったのです
そうこうしているうちに、出汁は手軽に化学調味料で代用できるようになり、昆布や鰹節の栄養からも離れてしまった。
土壌から流れ出た栄養素は簡単には戻ってきません
だからこそ、塩の大切さはもっと認識されるべきなのです
言うまでもなく、人間は、太古の昔細胞の周りに海水をまとったまま、つまり環境ごと海から陸に上がってきました。だから、今でも細胞外液はナトリウムなのです
そして、その後、簡単に海の塩が手に入らなくても生命が維持できるように、ナトリウムは身体の外に簡単に排出しないような仕組みになっているのです。それが、「塩を取りすぎるな、論」の根拠です
でもね、少し前に、果糖ぶどう糖液糖の話で申し上げたように、合成されたものは、通常の糖の代謝経路にのらず、蓄積するのです
塩も同じ
ただでさえ排出しにくいナトリウムが、精製塩、合成塩だったら・・・?
スカスカの栄養にもならないものを一生懸命溜め込む、かわいそうな体
考えるのも怖ろしいです
解決法としては、
テコでも昆布や鰹節で出汁をとる
そして、海水100%のお塩を摂る
ただし塩の表示というのはトリッキーですから
自然塩
天然塩
色々と表現はされており
海水100%と書いてあるものは意外と少ないです
だからこそムー様 は、完全なお塩を作って
なんとか流通にのせようとなさっていらっしゃるんですね
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