インフルエンザ、風邪予防対策には、手洗いうがいと並んで「乾燥させないこと」が大切です。
約50年前と比べると、日本の湿度は半分に落ちているのだとか。
肺は乾燥に弱い臓腑です。
肺が弱ることで、風邪、気管支炎、咳などの原因となるばかりではなく、東洋医学では肺は『皮膚をつかさどる』器官と考えられていることから、冬の肌の乾燥対策のためにも潤いを絶やさないことが肝要です。
この、肺を養生するための経絡(肺経)は、親指から腕の内側を通って胸まで伸びています
列缺(れつけつ)は、咳止めの特攻ツボとしても知られていますが、有名な合谷や足三里と並ぶ、四総穴の一つでもあります。
四総穴とは、身体の部分を4つに分けて各部分をつかさどる穴(ツボ)を表したものですが、列缺はその中で
「頭頂は列缺に尋ね」といわれ、頭痛など頭部全般に効果があるとされています。
風邪の熱による頭痛にも効果があるということですね。
場所は手首の内側の親指側
掌のシワから3センチほど上
女性の場合は、反対側の手の指3本(人差し指、中指、薬指)をそろえて脈をとるように当てると、ちょうど薬指の当たるあたりです
咳止め、のどの痛み、歯の痛みなどの他
風邪による頭痛や、後頭部の頭痛などに効果があります。
ご自分で指圧するように押すほか
ご家庭ではせんねん灸などを、ツボの周辺で、押してみて痛いところにすえるのが良いと思います
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