6月に入ってから、それまで落ち着いていた子供のアトピーの症状が、急に出てきました。


ちょうど子供は9歳。シュタイナー教育では9歳の危機と言って、それまで親の潜在意識の中で生きていたところから自立しようとし始める時期です。


自分の子供に対しては、客観視しきれない事がわかってからは、出来ないと言えない子だった私も大いに他人の手を借りてその都度軌道修正して行こうと考えるようになり、幸い神之木クリニックにも通いながら、症状も安定していたのでした。


そこへ急な症状の出現。
季節の変わり目、にしてもひどい。
春をうまく乗り越えただけに悩ましい状態でした。


まずは、母としての自分の接し方の問題点を考えました。
親の世界観から抜け出す時期とは言っても、まだまだ完全に影響がないわけではありません。自分自身もそして、患者さんたちの例を見る限りでも、親の影響というのは絶大です。モデルとしては、一生ついて回ると言っても過言ではありません。


一方で、子供にとっての社会生活の場である学校でも、9歳がひしめくクラスでは人間関係のあり方などに変化が起こりはじめていることも子供から聞いていました。


ううむ。


そこで、子供のリーディングを改めてしてみることに。
本人に直接聞いても、子供の言語能力には限界があります。大人でもそこまで整理をつけるのが難しいことも経験上わかっています。
自分の子供のリーディングだけは、結果に主観を持ち込まないという自信がイマイチ持てずにいたのですが、プラーナソースとクンダリーニレイキ搭載(笑)以降は、かなりリーディング力もパワーアップしたのでイケると思いました。



結果は
「自分を理解されていると感じられない」


えええええー
理解されてないと思ってるのぉぉぉぉ


これはショックでした。
そんな根源的なところで?です。


でもね、片鱗はあったのです。
子供自身のセルフイメージと母である私が抱くイメージがズレているということは何となくわかっていました。


でも、具体的にどうすれば良いかがわからなかった。言語感覚がズレているのにも気づいていました。私が「そんなこと大丈夫よ」と言うと、子供には「今解決しなくても年取っちゃえば気にするようなことじゃなくなるわよ」と言っている→ 真剣に取り合っていない。先延ばしアンドうやむやにしてる、ように聞こえる、というようなズレ。

仕方がないから、「ママの言葉で傷ついたりするかもしれないけど、全部最後には、『まーったく可愛いんだから、大好き』って付いてると思ってくれない?」と頼んだりしてました。


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そんな時、偶然、ばなな先生の事を知りました。

ぼくのおもいは、
みんなが小学校34年生のあり方に気づき、
まわりの大切な人に
自分も他人も幸せにする自己表現をしてもらうことです。


そして、小学校3、4年生の子ども達を
そのまま成長させてあげたいのです。


おくびょうなあり方をしている子は
そのあり方で、
繊細なものに繊細なアプローチをし、


ゆったりした子は
そのあり方で
ゆったりしないと観ることの出来ない世界を
伝えていって欲しいのです。


そのままであることを許すこと。



そのままであることでしか
表現できないことがあること。

「ばなな先生のブログより」

長く学校の先生だったばなな先生は、
人はそれぞれ固有の自分言語を持っている、というのです。

わたしたちは「愛している」という言葉を
「愛している」といえずに
自分言語で喋っています。

それが時には
「バカ、死ね」に聞こえたり
無視や暴力に思えるのです。
どんな人もその言葉の行為の奥に
「愛」を表現しています。


ぼくは今までも子どもの自分言語が完璧に分かりました。
だから黙っている子の言葉が読み取れました。
暴力的な子の悲しみが分かりまました。



自分科は自分言語を知る教科なんです。
相手にある自分言語を知る教科なんです。


そこに生まれるのが
「わかち愛」なんです。
それに気づく時間です。


大切な人を理解したいと思いませんか。
大切な人に理解されたいと思いませんか。




小学校3、4年生の時代は、私もネックだと思っていました。子供を持つ以前から急に扱いにくくなる年頃だという印象があったからです。子供を持ってからは、学校の先生方が3、4年生をギャングエイジと繰り返すのを聞きました。9歳の危機という概念も知り、その年頃から急にアトピーを発症するお子さんも身近に何例も見てきました。



私の結論は、「子供が扱いにくくなるんじゃなくて、大人が子供達の自我の芽生えに戸惑うんだ。そこで出てくる子供達のあり方が大人が理想とする社会性の邪魔になるんだ」という事でした。
ここで大人が接し方を間違えると、子供は自分自身を失うことと引き換えに大人になっていかなければならない…。でも実際はギャングエイジを説き伏せて学校教育は成り立っているようでした。


ばなな先生のブログを拾い読みして、次の日曜日横浜で自分科講座が開かれる事を知りました。


行こう、と思いました。
子供を連れて行こう、と。


ばなな先生のことはまだよく知らないけれど、きっと何かがわかるだろうと思ったのです。私が言語化出来なくて歯がゆい何かを、きっと言語化して見せてくれるだろう、という予感がありました。




続く


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