先日、クンダリーニレイキのアチューンメントを受けて下さった方から
自分の意識で身体に変化を起こせるのはとても楽しいです。
気がついたら腰の痛みが消えていました。


というご感想を頂きました。

これがセルフケアの基本だと思います。

私たちは
病気になっちゃった
怪我しちゃった
症状が出ちゃった

と当たり前のように言っていますが、ここには病気も怪我も事故のように予期せぬ出来事だというニュアンスがあります。


自律神経やホメオスタシス、免疫系に支配されている自分の身体は、自分の意思とは関係なく動いているように思えるかもしれません。ところが、主語は常に自分の身体であり、自分の心なのです。そして、たいていの場合、身体単体では間違ったことをしません。


身体は、これらの機能を総動員して、無意識の領域もカバーし、眠っている間にも休むことなく調整を続けてくれています。


私たちは、ダイエット(食餌療法)や運動を通して、自分の意識で身体に変化を起こせる事を知っています。


ただし、ダイエットや運動をする時には、意識的に身体をコントロールしようという意図で行動するので、しばしばその変化も一過性であったり、身体に本来備わっている機能と拮抗したり、それを曲げる・妨げる方向に向かってしまうために、楽しさを感じたとしても一種自虐的なものになってしまう場合があります。


一方、プラーナのアチューンメントでよく頂く「よく眠れる」「食べ過ぎがなくなる」というのと同様に今回の「気がついたら腰痛が消えた」というのが根本的にダイエットや筋トレと異なるのは、目的です。


結果だけ見ればダイエットで体重が減った事も腰痛が消えた事もポジティブな成果ですが、
前者は体重をコントロールしようという目的で始めた活動
後者はエネルギーが通りやすくなったら結果として「気がついたら腰痛が消えていた」

ここには、身体とそれを司る意識に対する決定的な差があることがお分かりになると思います。


身体は、任せておけば暴走するものなのでしょうか?
身体は、勝手に病気や症状や脂肪を創るものなのでしょうか?


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健康に留意していても、身体の主人である私たちの意識が、身体は意志でコントロールすべきもの、と考えていれば、身体の機能をかえって妨げる事になりかねないのです。


意識する
自分の意志で選択する
このことの大切さは言うまでもありませんが、最も大切なのは、自分にとって

最善の意識
最善の意志

を持って目的を定めること。


この前提が間違っていたら、せっかくのセルフケアもダイエットで言えばリバウンド、心身の病気や怪我、ホルモン異常といった副作用までともなって思いもよらぬ場所にたどり着いてしまうことになるのです。





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