いつもご覧くださり、
ありがとうございます。
看護師の知識と経験をもとに、
障害をお持ちの方、
病中・病後の患者さん、
また、そのご家族の方を対象に
ベッドサイドdeエステ活動を行っております
看護師な、
ソシオエステティシャンの油谷 典子です。
あらゆる女性のライフステージを
サポートいたします‼︎
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私ごとですが、
ソシオエステティシャン養成講座のインターン実習報告書が出来上がりました！はい、今更ですが。(実は、できて上がってましたが、提出するに至らなかっただけ。いろいろありました。)
医療・福祉分野で実習をさせていただき、60名以上の方への施術報告書と小論文をまとめます。これらを協会に提出し、無事受理されればソシオエステティシャンのディプロマを手にすることができるのです。
養成講座は昨年9月に修了したのに、何故今頃？と思われるソシオエステティシャンの先輩や同期の仲間たちも記事をご覧いただいている…であろうと自負し、報告書を作成するに至るまでの想いを記事にします。
今後ソシオエステティシャンを目指す方の参考になれば幸いです。
この先、長い文章です。
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修了式が執り行われたのは昨年9月初旬でした。インターン実習は修了式前に全て完了した上で修了式に出席させていただきました。 (わたしの中でひとつの「ケジメ」だったのかもしれません。)
実習が完了した時は、「漸くスタートラインに立てた！」ということを実感した時間でもありました。が、やっとのおもいで繋がった実習先は、実習中はwelcomeなのに対し、いざ契約やら継続となると足踏み…。
わたしの力不足であることは間違いないのですが、実際に施設側や利用者さんが実費でケア費用を支払う余裕がなかったり、実習担当者には理解を得られてもその他のスタッフには理解が得られなかったり…と現実を突きつけられ。
結果として、
ソシオエステティックが必要な患者、家族、支援者がいるいることに違いはないが、同時にソシオエステティックの本質的な理解が深まらない限りケアの提供、普及は難しい。ということに辿り着いた。
ここで振り返りたいのは、
ソシオエステティシャンが日本で誕生してから10年以上が経過しており、これまで全国でソシオエステティシャンが活動をしているにもかかわらず「本質的な理解が得られてこなかった」ことには何か理由があるのではないか？ということです。
協会の体質なのか？
人材の資質なのか？
はたまた…。
この4年間、私はベッドサイドdeエステ活動を継続してきて、ソシオエステティックが必要でなかった患者さんには出会っていません。通算1000名を超えるボランティア活動において、ひとりもいなかった。これが現実です。
○それでも理解が得られない、伝わらない理由は、私の力不足なのか？
○あらゆる面での資金不足なのか？
○これまで、自己満足で完結しているソシオエステティシャンが多いのではないか？
こんなことを考えていると、心が折れそうで、ディプロマは、活動において必須ではないかもしれない…という思考になっていました。実際、なくても活動はできますし。
では何故、また報告書を作成する気になったのか？といいますと、
昨年の11月にフランスで開催されたソシオエステティシャンのコングレスに参加して、日本とフランスのソシオエステティックにおける本質的な違いを感じ、またフランスのソシオエステティシャンの取組みを目の当たりにして、協会や先輩方のせいにしていた自分を反省したから。
フランス人と日本人では、
視点が、始点が、違う。
日本人らしさも取り入れ、
わたしはわたしのやり方で、
わたしらしいソシオエステティシャンであればいい。
そして、わたしが看護師として感じている本質からズレないソシオエステティックを広げていけばいい。必要ない患者さんには出会ってないのだから、感性で伝えるしかない。また、感性で伝わらない相手にはエビデンスを提示できるようになればいい。
フランスでさまざまなことに気づかせていただいたので、ディプロマをしっかりと手に入れた上で、これまでより更に地に足がついた活動を行いたい、そう思っています。
この記事を関係者のみなさまが読まれ、
不快感を感じることがありましたら、
申し訳ありません。
それでも記事にしたのは、
後輩のソシオエステティシャンのためにも
自分自身の今後の活動のためにも
前を向いて突き進んでいくため。
この活動が大好きな故に。
お許しくださいませ。
長文失礼いたしました。
最後までお読みくださり、
ありがとうございます。
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