毎週月曜日の「恋愛テクニック」は、「カップル・カウンセリング」と題しまして、パートナーとの関係をより良いものにするため、「男性心理」「女性心理」を紐解きながら、さまざまなご提案をさせていただいています。
恋愛・夫婦問題で悩んでいらっしゃる方、パートナーをみつけようと思っている方、現在の、また将来の結婚生活に、役立つご提案を発信してまいります。
担当は、池尾昌紀・池尾千里の夫婦カウンセラー。毎週交代で発信していきます。
今週は、池尾昌紀が担当です。どうぞよろしくお願いします。
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お待たせしました。
本日の記事をお届けします。
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
２０２４年の元旦です。
あなたは、今年、誰をどう愛しますか？
大切な視点は
「どう愛してほしい」
ではなくて、
「どう愛したいか」
です。
恋人を作りたい！と思っている方。
あなたは、どんな人と出会って、その人をどう愛したいでしょうか。
この１月中に、恋人ができたら、その人にしてあげたいこと、一緒にしたいことを紙にどんどん書き出してみてください。
今、パートナーがいる方。
あなたは、この人をどう愛したいでしょうか。
この１月中に、パートナーにしてあげたいこと、一緒にしたいことを紙にどんどん書き出してみてくください。
最初は、ただ直感に従って、紙に１００個くらい書く勢いでやっていきます。
金銭的に状況的に無理なことでも書いていきます。
そんなにたくさん思いつかない！というかたも多いと思うのですが、そんな時はジャンル分けして書いていきましょう。
例えば、こんな感じです。
◎旅行に連れて行きたいーどの場所で、何をしたいか
例：
・神戸の六甲山に登って夜景を見せてあげたい。
・ディズニーシーのタワー・オブ・テラーの迫力を感じさせてあげたい。
◎美味しいものを食べさせてあげたいーどの場所の、どの店の、どんなメニュー・サービスを味わって欲しいか
例：昔からお世話になっている洋食屋さんで名物のオムライスを食べさてあげたい。
◎自分の行動
例：
・彼に手作りのお弁当を作ってあげたい。
・彼女の残業が遅くなった時には車で迎えにいってあげたい。
・週末の休みには子供を預かって、妻の時間を作ってあげたい。
・ケンカをした時は自分から謝るようにしたい。
一通り書き終わったら、その中から本当に大切だと感じられること、やってあげたいことをピックアップして、１０個くらいにまとめていきましょう。
これについて、具体的にいつどうやって実行していくかを考えて書き加えます。
最後にこれを綺麗なカードなどに清書して、いつも自分が眼にする手帳などに挟む、貼るなどしてあげてください。
これは１年の間に内容が変わっても大丈夫です。その時は加筆したり修正したりしてください。
誰をどう愛そうかという思いとともに、この１年を過ごしていくことで、心は愛を与える方向性を向きます。
私たちは愛したい生き物です。
あなたの心がやりたいと思っていることに目を向けさせてあげてくださいね。
◇２０２４年、真っ先に愛する人は誰でしょう
さて、あなたがこの２０２４年に真っ先に愛する人は誰でしょう。
パートナーに限らず、両親、友達など、あなたにとって大切な誰かは愛するに値する人たちです。
確かにそうなのですが、真っ先に愛する人は
「自分」
だと思うのです。
自分を愛すると言われても困る方もおられるでしょう。
まずは、自分へのご褒美や休息をあたえてあげる視点で考えてみてください。
例えば
・毎週金曜日の仕事終わりには、お気に入りのカフェでカフェオレを飲ませてあげる。
・月に一度は温泉に入ってゆっくりさせてあげる。
こんな風に、自分を労うことを忘れない一年にしてあげて欲しいのです。
私たちは自分に厳しいので、なかなか自分を大切にできません。愛してあげることができません。
自分を愛せないと、あなたにとって大切な誰かを愛することが難しくなります。
自分を叱咤ばかりしていると、心に余裕がなくなります。
余裕がない時は愛することも難しいし、持っている愛をたくさん使えません。
自分を愛せないと、こんな自分なんでどうせダメだと感じるので、誰かからの愛も受け取りにくくなります。
幸せよりも、自分を厳しくする人や環境に身をおきたくなります。
これを無意識にやってしまうことが多いので、幸せを遠ざけるようなところに自らを導いてしまうことも多いのです。
何より、あなたが自分を大切にして愛さないと、あなたの大切な人たちが苦しみます。
この２０２４年、いつもどこでも真っ先に自分を愛することから始めることを、忘れないようにしてください。
このことに気づき続けるだけでも違ってきます。
こんな風に自分を大切にしてあげながら、あなたが愛したい人を愛してあげましょう。
これを意識するのとしないのとでは、愛せる大きさや、相手に伝わる思いの大きさも、自分の喜びもかなり変わってくると私は思います。
２０２４年の始まりの日に、是非、この１年、この思いを忘れないと自分に誓っていただけたらと思います。
今回の記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
