皆さまからご協力頂きました募金を持って、福島県郡山市にある小原田幼稚園に行って参りました。
こちらに伺うのは二回目になります。
前回伺った時は、私とヘンプのmaricoさんが展示会の時に集めた募金を持って伺ったのですが、今回はラブクイリング代表として伺いました。
ラブクイリングの活動を始めて早３年近くになります。
最初はハイチ地震の支援に、東日本大震災後は赤十字に寄付金を送ったりして来た時期もあったのですが、せっかく個人として皆で活動しているのだから、なるべく顔の見える支援活動をして行きたいと思い、福島の幼稚園にお水を送ることを目標にすることに決めました。
小原田幼稚園はとても大きな幼稚園で園児も震災前は300人以上いたそうです。
しかし震災後は郡山を離れて行く家族が後を絶たないそうで、50人くらい少なくなってしまいました。
それでも、この日は未就児「ワイワイクラブ」が行われており、たくさんの子ども達が体育館に集まって楽しそうに走り回っていました。
放射線の心配がなければ本当に日常の普通の生活の一場面なんですけどね。
こちらの幼稚園では毎週月曜日と木曜日に放射線量を測定し掲載しているようです。
今回は皆さんからお預かりしました募金５万円をお渡しして来ました。
幼稚園の園長先生はじめ先生方も本当に喜んで下さってました。
ここで生活する皆さんのご苦労は計り知れないものがありますが、私達の気持ちがお水という形になって少しでも子ども達の役に立つことが出来れば良いと思います。
まだまだ除染も進んでいないようで、もう２年経とうとしているのに…と驚かされるばかりです。
各地でご協力頂いてます皆様、いつも本当にありがとうございます。
このような形で皆さまからお預かりしました寄付金を使わせて頂いております。
遠く離れていますと、情報も行き届かず記憶も薄くなってしまいがちですが、現地に伺いますとまだまだ何も変わっていないことに驚かされます。
ラブクイリングの活動は、これからもこのように進めて行きたいと思っておりますので、ご協力よろしくお願い致します。
瞳硝子