福島に行って来ました④ | ラブクイリング

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ペーパークイリングを通して東日本大震災被災地の支援を行っています。

1年ぶりに福島へ行って思ったこと。
ちょうど前回来た1年前くらいに、外で子供達が遊んでいい時間の制限がなくなったと記憶しています。

今住民の方々は、こういう生活にも慣れ、普通が戻ってきているように思われました。
もちろん場所によって違うと思いますが、福島へ来ても普通の町とあまり変わらず皆さん普通に生活をしています。

時々放射線量を測るモニタリングポストが目に入ったり、町の至るところで行われている除染作業は外から来る人にとっては、見慣れない風景なんですが、それすら福島の方々は普通の風景として、ある意味麻痺してしまっているように見えました。

以前はカラ元気だったものが本来の元気を取り戻しつつありますし、少しは上向きに改善されているように見えるのですが、それが慣れによるものだとしたら少し心配だなぁ~と思いました。

幼稚園の理事長先生のお話で一番印象的だったのが、二度とこのような事が起こらないとは限らないので、もしもの時のために常に対応を考えてます、というお話。

日々、原発の作業の進行状況をニュースで見ますが、私達がそれをニュースで見る何百倍の重さで心を砕き、身の危険を常に感じながら生きているんですね。

今回までは知り合いのツテを頼みに幼稚園を巡って義援金をお渡しして来ましたが、富田幼稚園の理事長先生にご相談にのって頂きながら、また違う地域の幼稚園へ伺って行きたいと思っています。


いつもラブクイリングにご協力頂いてます全国の皆様

本当にありがとうございます。

これからも私達ラブクイリングは震災で傷付いた福島の支援を目的とし、福島が本当の元気を取り戻して下さるまで応援し、見守って行きたいと思っておりますので、ご協力よろしくお願い致します。


瞳硝子