「ダンスを通してすべての人の健康と幸福・美と豊かさに奉仕し、地球に貢献する」福岡“avandiadance”のブログへようこそ
昨日は、宗像市にある放課後デイサービスでのボランティアレッスンでした
こちらの施設では、小学生~高校生の障害や発達障害を持つお子様たちを平日の放課後や土曜日、長期の休みにお預かりされています
ご縁をいただきこちらの施設でボランティアのレッスンをさせていただくようになり、もうすぐ3年が経ちます
始めの頃は、どうなることか・・・と何度も思ったここでのレッスンですが、
3年になると子供たちも私やレッスンに慣れてきてくれて、とてもリラックスした雰囲気で
和気あいあいと職員の方々も一緒に楽しい時間が過ごせるようになりました
男の子の割合が多いこちらの施設では、主にストレッチ、体幹をほぐすこと、筋力トレーニングやジャンプなど、
男の子が興味を持ってくれる内容を心がけています
昨日はこちらの施設に着いた瞬間、6年生の男の子が近寄ってきて
「ねえ、僕背を伸ばしたい?
それから腕の筋肉をつけるにはどうすればいい?」
と聞いてきました
どうやら、髪型も急におしゃれになった彼、お年頃のようです
「じゃあ、今日は腕の筋肉がつくのをいっぱいやろう」と言って、みんなでレッスンを始めました
腕の筋肉を鍛えるためのトレーニングや腕立てふせを教えたら、何度も何度もチャレンジしています
がぜんやる気の彼につられて、周りの男の子たちもやる気に火がついた様子・・・
「じゃあ、次は腹筋やるよ~」
と職員の方々にも手伝っていただき、それぞれ腹筋の数を数えてもらいながら
「1,2,3・・・・・」
と、始めるといつまで経ってもみんなやめない
運動が苦手なAくんは60回、
中学生のSくんは150回、
2年生のNくんはなんと200回も腹筋をしたのでした~
この子たちのすごいところは、限界がないところ
やる気のない時は全然参加もしてくれませんが、一度やる気になると、とんでもないパワーを見せてくれるのです
それが本当に私も面白く、楽しく、なんとかこの子たちの可能性を開花させてあげるお手伝いができないかと
日々考えています
たっぷり1時間、汗だくになってレッスンを終えた彼、
「ね~、筋肉ついた?さわって!」と腕を見せてくる姿が本当にかわいく微笑ましかったです
レッスンの後は、待ちに待ったお昼ごはんの時間
みんなお母さんの手作りのおいしそうなお弁当を
「頑張ったあとはおいしい~」と言いながら食べていました
「じゃあ、またね~」とみんなに手を振ると、
ごはんをほおばりながら
「腕の筋肉がつく運動教えてくれてありがとう」
と見送ってくれました
ここに来て、子どもたちから
「ありがとう」
を個別に言われたことは初めての事だったので、とても胸がいっぱいになりながら施設を後にしました
avandiadance 代表 塚原亜紀