ロンドンに住んで、数年経ちましたが、初めて犯罪に巻き込まれました。

そう、スリに財布をとられてしまったんです!

いつも皆さんに気をつけてくださいと言う立場にもかかわらずまさか自分が引っかかってしまうなんて…

情けなくて仕方が無いのですが、皆さんへの注意喚起も込めてブログに書き残したいと思います。

事件が起きたのはつい昨日のことで。映画を見に行ったあと1人で洋服屋さんに買い物に行きました。

完全に自覚があるのは、旅行先のスペイン(また後日書きます)からロンドンに戻ってきて、その時はスリに遭わず無事だったので完全に気が緩んでいたと言うことです。
そして最大のミスは貴重品を入れている斜めがけのチャックを閉め忘れていたのです。
閉め忘れていたことにすら気づかず洋服選びに夢中になっていた私。
ふとのどあめを取り出そうと鞄に手をした時、なんだかカバンがスカスカなのに気が付きました。

えっ?財布がない…。

勘違いかもしれない。慌ててカバンの奥底までひっくり返して探しましたが見つかりません。
どこかに落としたかもしれないと店内を見て回りもしました。
もしかしたら映画館に忘れたかもしれないと慌てて映画館に戻り、係りの人にお願いしてスクリーンに入れてもらい確認もしました。
しかしどこにもありません。ここで、あぁスリにとられてしまったのかと気がついたのです。

このことをTwitterにつぶやいたら、ある方が洋服屋でのお客さんを狙う女スリが多発していると情報いただきました。まさしく私はこれにあったようです。

話を戻します。

頭の中がパニック状態になり、慌てて夫に電話します。夫が冷静にやるべきことを指示してくれたので慌てて盗られた財布の中のカード類を止めました。
イギリスの銀行のカードでありがたいのはアプリからカードを止めることができることです。
もちろん銀行によって変わっては来ますがHSBCはできます。ロイズ銀行もアプリからカードの停止と再発行が可能です。
その作業をバスの中で行い、自宅に帰ってクレジットカードの会社に電話してカード停止してもらいました。

ちなみに、知り合いが同じく財布をとられてしまった時に警察署にも行ったのですがスリレベルのことは日常茶飯事なのか、そこまで大きく取り合ってもらえません。
なので今回は行ってません。

幸い、それ以外は現金もほとんどなくお店のポイントカード位だったので1番とられて悔しいのはお財布そのものと言うことになります。
そこだけは非常に悔しいので、海外保険で何とか相応の金額だけでも取り戻せたらと考えています。
今まだ手続き中なので無事に補償されることが決まったらまたそのプロセスを書きますね。

もう何年もロンドン住んでいて、ロンドン初心者じゃないと自分で思っていたのですが、やはりちょっとした気の緩みでこのようにお金をとられてしまうんだなと改めて思いました。

皆さんは私のようにならないように気をつけてください。

追伸。地名を書こうか迷ったんですが、今回観光地でやられたわけではないんです。Angelにあるショッピングモールで事件は起きました。
ならば、観光地ならもっと被害に遭う確率は上がるでしょう。皆さんほんとうにご注意ください…。