さて、さきほど私の日記にて募金協力のお願いについて書かせて頂きました。

http://leyteislandproject.seesaa.net/


皆様もご存じの通り、すでにフィリピンの台風被害には各機関が大々的に募金を募っている最中で、今も各国から続々と支援物資が届いている最中です。

被災当初、他の島から来ていた略奪者は武器を没収され、現在は末端の人にもそれなりに食糧が渡るようになったものの、それも充分に行きわたっているとは言えず、まだまだ支援が必要な状況にあるようです。

特に略奪が一般化しているフィリピンでは、一般人の食糧支援は危険を伴う為、大手機関に任せる以外ありません。その他テント等の必要最低限のものでさえ、支援する方も武器携行で行う方が安全のようです。


しかし、それだけひどい状況にも関わらず、これに関わる人々が全て誠実に対応しているかと言えばそうでもなく、とにかくフィリピンの汚職はひどいの一言に尽きると、友人は言います。

食糧支援でさえ、コンビーフ缶等の高価なものは最初のうちに抜き取られ、末端の人には安いものしか届かないのも当たり前だそうです。各機関から集められている募金も、末端に届くまでにどれほど抜き取られているかという懸念が大変高いそうです。

こんな大災害の中、日本人がそれをやればマスコミの格好の餌食になるでしょうし、それをやった辻本清美の例も、北朝鮮への横流しという外国勢力の悪事であり、このケースとは根本的な部分が違います。(あれはあれで全ての日本人が知るべき事ですけどね)



これだけの規模の大きい災害においてさえ、被災者に支援をする事にどれだけ高いハードルがあることか、現地の話を聞くにつれ、それをとことん感じさせられる話が山のようにあります。

せっかく世界から支援が集まっているのに、それがきちんと現地に届かない、そういえば日本も民主党時代に起きた大震災の募金、あれもどこに行ったのかとことん追求して欲しいと今思い出しましたが、とにかくそのひどさに友人も憤りを感じ、何か自分達に出来る事は無いかと思いついたのが、このラジオ付きライトを現地に届ける事だったそうです。



大手が信用出来ないといって、名も無い私が「じゃあ私が」と言い始めたところで、どうやって信用すればいいのか、むしろこれを見た多くの人が謎になるところではあると思います。

ですが結局誰かがやるしかなく、しかも現地に行ける人も限られています。友人の場合はなんとか現地に支援物資を運ぶツテがあるようですし、話を聞いた当初、レイテ島で略奪による銃撃戦が起きている最中ということもあり、話が固まるまでに時間を要しましたが、信用を頂けるよう情報公開をこまめに行いつつ、やれるだけの事をやると言う事になりました。



大雑把ではありますが、以上がこの募金を開設した成り行きです。