こんにちは照れ



本日はセーフティデモンストレーションビデオについてお話ししたいと思います。



最近はセーフティに関するビデオが面白く工夫され、お客様から注意をひくものになってきました。
私の新人時代の教官が



「ANAに乗ったら、安全のビデオが歌舞伎だったポーン



と驚きのコメントをしていました。
最近では、エアニュージーランドがオールブラックスのメンバーを登場させたり、ひと昔前はホビットバージョンだったり、そのだいぶ前は裸の乗務員が登場したり。
単にエアニュージーランドだけが奇抜だったのが、ここのところ、奇抜さが飛び火して他のエアラインでも工夫を凝らした安全のビデオが流されるようになりました。



そこでまたまた教官が



「何でJALはオーソドックスなんだろうはてなマーク
と疑問を投げかけてきました。
確かに。
真面目過ぎるくらいです。
そこですかさず安全関連の部署にいる私の同期のYちゃんが
「会社の見解としては、御巣鷹山や羽田沖のご遺族の方々がふざけた感じの安全のビデオをご覧になったら、きっと嫌悪感を抱かれるからお気持ちをしっかり汲んで安全に関することは一切奇抜な発想はしない方針なんだよ。」
と教えてくれました。
なるほど。
言われてみればその通り。
他の同期も教官も納得。
満場一致。



エールフランスの安全のビデオはお美しいドキドキのひと言に尽きます。
芸術の域に達しています。
デルタ航空はウケを狙っています。←アメリカーンな面白さアメリカ
スターフライヤーはSFムービーを観ている様な感じ。
ターミネーターやトランスフォーマーを彷彿させる仕上がり。



どの会社もその会社のカラーが出ていますね合格



エアライン側としては、お客さまに見て頂かないと離陸は出来ないため、お客さまが集中してご覧頂けるように、客室乗務員はキャビンを必要以上にうろうろしたり、ましてや話しかけに行ったりはせず、物音立てないように静かにしています。



様々なエアラインの安全のビデオを見比べるのもいかもしれませんねリボン
かなりヒマな時にご覧下さ〜い乙女のトキメキ





 

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