【世界選手権特集④】男子シングルSP/チャン1位、織田2位、高橋は3位(記事:6) | キム・ヨナの記録と功績

【世界選手権特集④】男子シングルSP/チャン1位、織田2位、高橋は3位(記事:6)

ISU World Figure Skating Championships 2011/Чемпионат мира по фигурному катанию 2011 /ISU世界フィギュアスケート選手権2011ガイド

キム・ヨナの記録と功績■男子SPで織田2位、高橋は3位 世界フィギュア

フィギュアスケートの世界選手権第3日は27日、モスクワで男子ショートプログラム(SP)を行い、織田信成(関大大学院)が81・81点の2位で発進し、日本勢初の2連覇が懸かる高橋大輔100+ 件(関大大学院)は80・25点で3位につけた。

前回2位のパトリック・チャン(カナダ)が4回転―3回転の連続ジャンプを決めるほぼ完璧な演技で世界歴代最高を更新する93・02点をマークし、トップに立った。織田は4回転ジャンプの着氷が乱れ、高橋は目立ったミスはなかったが得点が伸びなかった。

全日本選手権王者の小塚崇彦(トヨタ自動車)は6位と出遅れた。



[2011年4月27日23時31分 共同通信]
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キム・ヨナの記録と功績■SP世界最高得点のチャン「自分を誇りに思う」

フィギュアスケートの世界選手権は27日、当地で男子ショートプログラム(SP)を行い、パトリック・チャン(20、カナダ)が世界歴代最高の93.02点をマークした。

チャンはほぼ完璧なスケーティングを披露。元世界選手権王者で、冬季五輪でも金メダルに輝いた実績を持つエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)が昨年記録した世界最高得点を1点以上更新する大記録を打ち立てた。

チャンは「非常にいい演技をしたら80点台後半は取れると思っていたが、90点越えは予想していなかった。とてもうれしい」とコメント。「このような記録を達成できたなんて夢のようだ。プログラム自体が素晴らしかった。自分自身を誇りに思う」と喜びをあらわにしていた。

チャンはSPで2位の織田信成(81.81点)に11点以上の差をつけており、初の国際タイトル獲得に大きく近づいている。

プルシェンコは無期限資格停止処分を受けているため、スタンドで観戦。昨年の世界選手権で優勝した高橋大輔はパーソナルベストを10点下回る80.25点で3位だった。


[2011年4月28日12時04分 トムソンロイター]
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キム・ヨナの記録と功績■世界フィギュア:織田、粘りの演技 フリーでは「挑戦者」

何とか、こらえた。男子SPを2位発進した織田。ジャンプでことごとく失敗してSP28位に終わり、フリーに進むことすらできなかった前回大会との差は、ぎりぎりでの粘りだ。「良かったことは、こけなかったこと。良くなかったのは4回転(ジャンプ)を失敗したこと」。本人の感想が、最も的を射ているのかもしれない。

日本勢で唯一、SPから4回転ジャンプを跳んでいる織田。冒頭の4回転-3回転のコンビネーションジャンプは、4回転の着氷後に姿勢が乱れた。だが、転倒だけは回避。跳べなかった3回転トーループは、三つ目のジャンプである3回転ルッツの後に付け直して連続ジャンプとし、得点を確保したのも奏功した。

東日本大震災の影響で3月の東京開催が中止になり、「それまで張り詰めていた緊張の糸が一気に切れた」という。間もなくモスクワ代替開催が決まり、「他の選手もみんな同じ」と気持ちを切り替えてきた。

問題はこれからだ。今季のGPシリーズ2戦とGPファイナルでは、すべてSP首位発進しながら、フリーで崩れて一度も表彰台の頂点に立っていない。トップのチャンとの得点差は11.21点もある。挑戦する側がミスをするようでは、逆転優勝などあり得ない。

フリーに向け、「自分のベストをしっかりと出したい」と語った織田。自身初となる世界選手権のメダルを引き寄せることができるか。


[2011年4月27日23時41分 毎日jp]
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キム・ヨナの記録と功績■高橋 連覇に黄信号…チャンとの点差にぼう然

◇フィギュアスケート世界選手権第3日(2011年4月27日 ロシア・モスクワ)

男子SPでは連覇を狙う高橋大輔(25=関大大学院)は80・25点で、トップに12・77点差の3位と苦しいスタートとなった。フリーは28日に行われる。

高橋に大きな失敗はなかった。しかし、驚異的な世界最高得点をマークしたチャンとの差は約13点。「演技が終わってパトリック(チャン)の点数を見てビックリした。あそこまで点数が離れてしまうとなかなか厳しい」と素直に現実を受け入れるしかなかった。

冒頭の2連続ジャンプは成功したかにみえたが、踏み切りのミスで減点された。バランスを崩しかけたステップやスピンで最高評価のレベル4を一つも取れなかった。新調したピンクに黒い襟のド派手な衣装で「マンボ」を舞って観客を沸かせたが、得点は思いのほか伸びなかった。

日本勢初の連覇は厳しくなった。28日のフリーで、今季1度しか決まっていない4回転ジャンプの成功は不可欠だ。モスクワはシニアデビュー後に伸び悩んでいた8年前の高校3年時に5カ月間合宿して、その後の飛躍のきっかけとなった土地。「調子は今季の中で一番いい。彼のミス待ちしか勝つ方法がないけれど、自分はパーフェクトの演技をするしかない」。思い出の地で、奇跡を信じてフリーに挑む。


[2011年4月28日07時02分 スポニチ]
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キム・ヨナの記録と功績■織田が2位発進、高橋は3位/フィギュア

フィギュアスケートの世界選手権第3日は27日、ロシアのモスクワで男子ショートプログラム(SP)が行われ、最終滑走の織田信成(関大大学院)が81.81点の高得点を出して2位発進した。

日本勢初の2連覇を狙う高橋大輔(関大大学院)は80.25点で3位。全日本選手権王者の小塚崇彦(トヨタ自動車)は77.62点で6位と出遅れた。

2大会連続で2位のパトリック・チャン(カナダ)が世界歴代最高を更新する93.02点をたたき出して首位発進。悲願の初優勝に向けて最高のスタートを切った。

◇織田信成の話
「4回転ジャンプで失敗して残念。大きなミスを二つしてしまったと思ったので、点数を見てびっくりした。(逆転優勝の)絶対条件はフリーでベストのパフォーマンスをすること」

◇高橋大輔の話
「全体的には自分自身、伸び伸び滑ることができた。(チャンとの)点差を見たときにびっくりした。なかなか離れているなと思った。フリーではチャンのミスを待つしかないが、自分のベストを尽くす」

◇小塚崇彦の話
「アクセルでミスをしてしまって、ちょっと悔しい。点数もあまり伸びなかった。緊張感が足りなかったかもしれない。フリーは練習通りやれば問題ない」

◇パトリック・チャンの話
「とてもエキサイティングだ。緊張感もあったし、興奮もした。楽しんで練習通りにやろうと思った。フリーでも同じような演技がしたい」

[2011年4月27日22時58分 サンスポ]
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■織田20番、高橋22番 男子フリー滑走順

フィギュアスケートの世界選手権で28日に行われる男子フリーの滑走順が27日に決まり、日本勢はいずれも最終組で、ショートプログラム(SP)2位の織田信成(関大大学院)は20番、3位の高橋大輔(関大大学院)は22番、6位の小塚崇彦(トヨタ自動車)は23番となった。

SP首位のパトリック・チャン(カナダ)は最終組でトップの19番で演技する。(共同)


[2011年4月28日0時09分 産経スポーツ]
キム・ヨナの記録と功績

[SP結果の詳細] [SPジャッジスコア]

▼ショートプログラム1位/パトリック・チャン(カナダ)


▼ショートプログラム2位/織田信成


▼ショートプログラム3位/高橋大輔


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