犬の腎臓病療法食を
すべて手作りする場合
もしくは療法食のドライフードを
全く食べなくなってしまい
トッピングで食欲増進を図りたいなど
犬の腎臓病療法食に適した
低リンの野菜は
リンを制限しながら
栄養を提供するのに役立ちます
犬の腎臓病において
100g中に約200㎎以上のリンが含まれると
制限が必要とされます
個々の腎臓病の進行度や症状によって
リンの摂取制限は変ってきますが
他の食品にも含まれることを考慮し
特に低リンの野菜をご紹介します
*すべて100g中のリン含有量
カボチャ:42㎎
カボチャはビタミンAと
食物繊維が豊富で消化が良い
サツマイモ: 47㎎
食物繊維やビタミンAを多く含む
ジャガイモ:23㎎
ビタミンC、ビタミンB6、食物繊維が豊富
長いも:27㎎
ビタミンC、ビタミンB1、食物繊維が豊富
ズッキーニ: 37㎎
低カリウムで低リン
アスパラガス: 60㎎
ビタミンKと食物繊維が豊富
ピーマン:22㎎
ビタミンCを含む
・パプリカ:22㎎
ビタミンC、食物繊維が豊富
大根:18㎎
消化が容易で食物繊維が豊富
チンゲン菜: 27㎎
消化が容易でビタミンCも豊富
冬瓜: 18㎎
水分の摂取が容易
トマト:29㎎
大量に摂取には注意
ナス: 30㎎
ビタミンKを含む
白菜: 33㎎
食物繊維を多く含み消化も良い
ピーマン:22㎎
ビタミンCを含み消化も比較的容易
もやし: 25㎎
水分を多く含む
レタス:22㎎
消化が容易
キュウリ: 36㎎
水分を多く含む
小松菜: 45㎎
ビタミンCやビタミンK、食物繊維を含む
カブ:28㎎
食物繊維を多く含み、ビタミンCや
カロテン(ビタミンAの前駆体)も含む
キャベツ:27㎎
食物繊維、ビタミンCが豊富
この他60㎎前後の野菜は
アスパラガス、ブロッコリー
カリフラワー、水菜など
◆リンを減らす調理法
・野菜をよく水洗いしたっぷりのお水に晒す
・薄く、または細かくカット
・たっぷりのお湯で茹でる
・柔らかくなったらたっぷりのお水に放す
・絞れる野菜は絞る
上手にリンを減らして
少しでも美味しく楽しく
食べてもらうための野菜選びと調理を!
腎臓病で闘う愛犬の
回復を願って…
最後までご覧いただき
ありがとうございます
いつも感謝でいっぱいです