みなさんは子供の頃の記憶ってどれくらいあるでしょうか?
私はやたらと昔の記憶があります。
学生の頃は暗記がなかなかできなくて、余計なことばっかり覚えてて、脳の使い方間違ってる!と思いました(;^_^A
そんな私の子供の頃のエピソードです。
(どうでもいい内容なのにシリーズ化決定です)
これらのエピソードは、妊娠中たっくんに話したら「そういう子が産まれてきたらどうしよう叫び」と言われました笑い泣き
確かにちょっと変わった子供だった自覚がありますが、別にいいじゃない
ちょっと好奇心が強いだけなんです…。

多分覚えてる中でも1番古いんじゃないかと思いますが、3歳年下の弟がまだいない頃。
母がお昼過ぎに買い物に出かけ、私は一人でお留守番をしていました。
出かける前に母が「テーブルにおやつを置いておくから、3時まで待たなきゃだめよ。3時になったら食べていいからね。」と言っていました。
しかし、3歳前の子供が大好きなおやつを目にして我慢できるはずがありませんショック!
食べたい…でもお母さんと約束したし…そうだ!ひらめき電球

時計を進めて3時にすればいいんだ!

そう閃いた私。
当時家には鳩時計がありました。
針がむき出しになっているので、それを動かせばおやつを食べていい!
食い意地の張っていた私は、背の届かない時計を動かす方法について、脳をフル回転させました。

鳩時計はテレビの後ろの壁に掛けてありました。
洋裁をやっていた母のミシンのところから50cmの竹の物差しを持ち出し、テレビ台に登り、テレビに左手をつきました。(ブラウン管だからできたことですね…)
右手で物差しを持ち、思いっきり手を伸ばして針を動かしました。
これがまた、1番上の位置に動かさなきゃいけないからかなり辛かったことは覚えてます。
腕をプルプルさせながら、なんとか針を動かすことができ、鳩時計は「パッポ~パッポ~パッポ~(パタン!)ヒヨコ」と3時を告げました。
さっそく心おきなくおやつを平らげ、母の帰りを待ちました。


母が帰ってきてしばらくしてから、「あれ?時計が進んでる。」と気付かれました。
悪いことをしたつもりは全くなかったので、「さり、まさか時計いじった?」と聞かれて「うん、3時にしておやつ食べたよニコニコ」と正直に申告しました。
怒られるかな?と思ったのに、母が笑って怒らなかったのでびっくりしました。
(多分びっくりしたから記憶に残ったんでしょうね)
食べることにこだわるというか、食欲を満たすことには貪欲な自覚がありますが、もうこの頃からその片鱗は見えてたんですね…にひひ