土日に高崎からSLが走っていると聞いたので乗ってきました
7月に入ってから予約しましたが、7/30のきっぷが手に入ったので販売から即完売!ってわけでもないようです。
夏休みだけど予約が取れてよかった。
高崎駅のホームに降りると、そこはもうSL仕様で、壁にもSLの看板が。
さっそく乗り込むと、客車は子供の頃見たようなレトロなもの。
イスは硬いけど、ワクワク感で気になりません
ボックス席一つに1組という感じで、一人旅の場合はボックス席を丸々使えていました。
汽笛を鳴らして高崎駅を出発すると、沿線ではSLを見に来ている人があちこちにいました。
踏切を通過する時も、待っている車の中からスマホで撮影している確率が高かったです
途中7~8分停車する安中駅では、写真を撮りたい人が先頭車両までダッシュして行きました。
駅のすぐそばに亜鉛の精錬所があり、さびた感じがたまりません。
車内では鉄道グッズも買える車内販売のワゴンが何度か回ってきます。
あと1人1枚スクラッチカードが配られて、当たりが出るとピンバッジがもらえるそうです。(我が家は全員ハズレ)
1時間程で終点の横川駅に着きました。
駅では無料の撮影会もあり、駅長さんと同じ帽子をかぶったり、SLの前についているのと同じプレートを持って記念撮影ができます。
しかしこんな顔をしているとは夢にも思わない駅長さん、「泣かないね〜。全然平気だねぇ」と言ってくれました
写真撮影を終えて駅を出ると、すぐ前に釜飯で有名なおぎのやがあります。
お店の中だと釜飯の他にお蕎麦などあるそうですが、我が家は駅前に設置されたテントの下で買った釜飯を食べました。
あったかくて思ったよりずっと美味しかったです。
かおちゃんも味のついたご飯が気に入ったようで、パクパク食べていました。
お腹いっぱいになった所で、歩いて3分くらいの所にある碓氷鉄道文化むらへ。
元々車両基地だった場所に作られたようで、横川駅から線路の跡が続いていました。
中に入ると、高架になっている線路をアプトくんという小型のSLが汽笛を鳴らしながら走っています。
かおちゃんが手を振ると、運転手さんも手を振り返してくれました。
他にまたがって乗るミニSLがありました。
脇にあるレトロな建物の中に入ると、鉄道模型の走るジオラマがあります。
2階に上がると、新幹線が開通するまで横川から軽井沢を走っていたアプト式の列車の資料館になっています。(急勾配を登るため、車輪(線路)の真ん中に歯車のようなものがついていました)
こんな田舎なのに、明治時代から電力化されていたということに驚きました。(後から調べたら、ここが日本初の電化区間だったようです。トンネルが多くて乗務員が煙で病気になることが多かったためだそう)
資料館を見て、外にある車両に少し入ってからジオラマの部屋に戻ると、アナウンスと共に模型が動き出しました。
20分くらいありましたが、かおちゃんも飽きずに見てくれました。(この時間以外では、100円入れれば好きな電車一つを動かせました)
トロッコ列車に乗れば、少し離れた場所にある温泉施設まで行けるようですが、オムツのかおちゃんは入れないだろうと思い今回は行きませんでした。
かおちゃんを走り回らせた後にアプトくんに乗りました。
こちらはフードコートのようになっていて、ラーメンやパン、カフェがあったので、釜飯以外を食べたい場合はこちらに来た方がいいかもしれません。
ソフトクリームを食べて休憩しました。
駅まで歩いて戻り、列車に乗り込みます。
横川駅ではSLは方向転換出来ないので、帰りはEL碓氷号となっていました。SLの反対側に貨物列車の先頭と同じ車両がついて引っ張っていました。
この日バギーを持ってこないので歩きっぱなしだったかおちゃんは、乗車して5分ほどで寝てしまいました。
楽しんでくれたようでよかった。
私もかなり楽しんだので、今度は同じく高崎発で上越線の水上駅に行くSLにも乗ってみたいです
東武鉄道でもSL運行を開始したようで、そちらも気になります
東京や埼玉あたりからなら小旅行感覚でいけると思うので、電車好きなお子さんがいる方にはオススメです。