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❁小さな死❁

土曜日辺りから、
「雪だ。雪だ」
と騒いでいたけど、なにしろ雪のめったに降らないコマキ地方。

大変呑気に月曜日を迎えました。

割と明るめの空だったので、
「こりゃ降らないだろう」
と思ってた11時30分。
ふと、外を見ると。

……めっさ降ってる……( ꒪ͧ⌓꒪ͧ)

翌朝、こんな風景が広がってました。
昼、かなり溶けちゃったけど。

その晩から朝にかけて、48年ぶりの寒波が来ました。
隣のわんこは大丈夫だろうか。
凍死しないだろうか。
心配でなかなか眠れませんでした。

次の日から、パタリと鳴き声がしなくなりました。

ベランダのドアを開ければ、そこに隣のわんこがいるかすぐ解ります。
でも、だからこそ開けられず、今日まで悶々と悩み、また病院のお世話になりました。

病院で、私の考え方の癖を指摘して頂き、それを正すために認知療法も勧められました。
大変意義がある診察で、ベランダのドアを開ける勇気が出ました。

そして、今日の夕方。
ドアを開けました。

いつもなら吠えてくるわんこが、吠えてきません。
名前を呼んでも無反応です。

てか、気配がないんです。

ただ、簾だけが風に揺れて。

灯火がまた1つ、消えてしまいました。

いあ。
もしかしたら、今戦ってるのかもしれません。

戦っていて欲しい。

でも、なんとなく、もういない気がします。

夜、いつもより夜更かししましたが、わんこの声が聞こえる事はありませんでした。

やはり、亡くなったのでしょうか。
それとも、家の中に入れてもらえたのでしょうか。

あの晩、コマキを譲渡して頂いた里親さんに、相談したんです。
このままでは死んでしまう!!と。
里親さんは
「うちで引き取る」
と、おっしゃって下さいました。
具体的に計画も話し、2人で
「今夜だけ、頑張ってもらおう!!」
と話したんです。

でも。

コマキを撫でながら、同じ家でどうしてこんなに違ってしまったのかと、自分の無力さを噛み締めています。

僅か4歳。
たった3kgの身体で。
あの厳寒をベランダで。

胸が張り裂けそうです。

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