アロマで睡眠中の歯ぎしりを和らげる

睡眠時の歯ぎしりは、睡眠の質にも影響するそうです。

また歯ぎしりによって、歯茎の骨が発達し過ぎることがあります。

昔、歯医者に行った時、「普段、噛みしめるクセがない？」

と聞かれたことがあります。

私の歯茎が普通より、発達してたみたい

歯ぎしりのクセはなかったのですが、ストレスで、普段、グーっと噛みしめていたようです…

ストレスを感じる時も、ありますよね〜。

ただ、睡眠中は無意識で、本人も歯ぎしりをしていることに気づかない場合があります。

歯ぎしりの原因は、ストレス要因が大きく、また噛み合わせや骨格が影響しているケースもあるそうです。

睡眠時の歯ぎしりにラベンダー精油が与える影響を検証した研究があります。

対象:睡眠時に歯ぎしりをしている男女26名（平均年齢24.8±3.2歳）

精油:ラベンダー（脱イオン水で0.08%に希釈）

対照:脱イオン水

介入方法:睡眠時にアロマディフューザーにより、1回10分間の噴霧を30分おきに実施。
（アロマディフューザーは被験者頭部の左側1メートルの床の位置に設置。）

測定項目:介入前後の睡眠中の歯ぎしりの回数、脳波の測定、および睡眠に関するアンケート等を実施。

【実験結果】
睡眠中にラベンダー精油を噴霧すると、介入前と比べて歯ぎしりの回数が有意に減少しました。

上記以外にも、ラベンダー精油の噴霧により、睡眠時間と睡眠効率が有意に増加、入眠潜時（眠りにつくまでの時間）は有意に減少しました。

この研究により、睡眠中のラベンダー精油の芳香浴により、歯ぎしりが減り、睡眠の質が向上する可能性が示唆されました。

『AEAJ機関誌NO104』より