心がほどけるごはんの平原あさみです。






いよいよ田宮陽子さんと西田普さんの
新会社が始動されましたねおねがい





私も今から楽しみにしております。


インターネットマガジンの第一弾の目玉企画。






その、みきママさんとのキラキラスペシャル対談キラキラ
ありがたいことに立ち会わせて頂きました。





とっても素敵なコラボレーション。
私も今から楽しみでなりません!










そこでふと思い出したこと。
私のルーツでもある話です。







私は何かお仕事をするとき、


ワクワク感で選んでいます。








そこに愛を感じられるか、

心躍るものがあるか。







そういうことは、ハードな内容でも
楽しく続けられます。






1度始めたことは長く続けるタイプですが、




ワクワク感の続く限り、
追求していきたいと思っています。






元は老人ホームで栄養士をしていた私。






自分の祖母の介護の経験から
栄養士になることを目指したので、




就職した時にはワクワク感でいっぱい。







どんなことをしたら食事を楽しんでもらえるだろう。
喜んでもらえるだろう。




割烹の料理人だった料理長に
熱心に仕事を教えてもらったり、


早朝から日が変わる寸前まで





おばあちゃんやおじいちゃんの
喜ぶ顔を見たい!とイベントを計画したりして
働いていました。





でも、会社の委託経営なので予算もあります。

結局は数字にとらわれ...




いつしか私の目の輝きはなくなっていきました。





事業所の運営を任されるチーフ栄養士になり、



さらに売上を(材料費を削ってまで)出せと言われ...


ただでさえ粗悪な材料でどうにかやりくりしているものを




決して美味しいとは思えない...

紙のようなお肉...

冷凍の海外産のお野菜...




量も少なく
栄養的にも満たされているとは思えない...





管理職の立場になって、
そんな食事を出さなければいけなくなったのです。



そんな委託会社ばかりではないと思いますが。。。








若かりし私は、情熱が体から出るような熱い若者でしたので笑い泣き





ものすごーく反発しまくっていました笑



(今思えばとっても生意気なアセアセ





そこでスーパーバイザーの上司に言われた一言。






「お前、いい栄養士になれよ」







「良い栄養士ってなんですか?」

上司に聞きました。






「会社のために売り上げを伸ばせるのがいい栄養士」






この瞬間、私の中でもうこの仕事はできない。




そう判断しました。






ここでは食べる人を考えての仕事は出来ないんだ...








もし私が利用者さんだったら、



最後の時をここで過ごすのなら



こんな食事で終わりたくない。






自分が食べたくないものを利用者さんには出せない!





その後も小さな抵抗で予算ギリギリで
どうにか良いものを出していましたが、



それも先輩や上司にしかられ...



後輩にそんな指導をする先輩にもなりたくなかった。








そして、




なるべくなら最後までおうちで...元気なままで。

食べたいものを食べられる体を維持して欲しい!




と思うようになりました。




あの時、自分には変えられなかったくやしい気持ち。






それが今の私の仕事、


健康寿命を伸ばしたい!


という活動にもつながっているんだと思います。






キーワードはキラキラワクワク感キラキラ







自分の心に正直であるか。




来年もワクワク感で
お役に立てることを頑張りたいです!