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真面目だと言われることが多かったです。
昔から。


でもその言葉の中には、どこかバカにされているような気がすることも多くて。


真面目って、褒め言葉だと思ってたんですけどね。
そうじゃない意味で使われることもあるみたい。




『周りが見えてない』って言われてショックを受けることもありました。

私の焦点はみんなとあってないのかな。


そんな風に感じたこともあります。



だけど昔からそんな時、泣きそうな私を救ってくれる言葉は両親からもらいました。


周りが見えなくなるほど強い思いがあるから、まっすぐ真面目に取り組むこともできる。

嫌なことにも真面目に取り組むから、次が待ってる。

誰に何かを言われても、言葉の真意を感じて、大切な人からの言葉なら傷つかない。

それが私の価値観となりました。



そして今年のある日、私はとても大切にしていたものを失くしてしまって、誰かに盗まれてしまった事実にとてもショックを受けて、本当に落ち込んでいました。

だけどそんな時、父からの一言で、ずっと抱えていた胸のモヤモヤは取り払われました。


自分を大切にしてくれている人の言葉の力は偉大。


自分の夢はいつも非現実的で、何度も壁にぶつかるばかりだけど。

その度に誰かに救ってもらえる幸せ。

もう一度挑む力をもらえる。


気づけばそんな事がお話の柱となり、今回の物語が出来上がりました。


夢や希望、そしてその人の大事なものは

その人が持つからこそ光り輝く価値があるのだと知ったので、私もしばらく自分と戦っていけそうです。


現実は非情で、悲しい結末のまま終わることもたくさんあって

悲しい別れもあって、もうやり直しのきかないこともあって、

でも、まだ頑張りたいので、頑張るんです。





そんな気持ちでできたお話が『再生回廊』

今までと、今年。
感じたことをとにかく詰め込みました。



作る前と、終わった後で、全く違うお話に見えるから不思議だ。


初めての事なのですが、せっかくならと思い本にしました。

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上演部分とは少し違うところもあるので、また読み物として楽しんで頂けたら嬉しいです。





今回初めての挑戦に一緒に体当たりしてくれた原さんに心からの感謝。


初めての脚本演出のわけわからんことばかり言う私に、根気強くひとつひとつ最後までお付き合い下さいました。


私の頭の中の時次郎くんが、3Dになって現れて、生きていました。



思えば最初に、こんなことをやろうと思うので力を貸してください。と言ったファミレスでの打ち合わせから、原さんは全力でこのイベントに前のめりで参加してくれました。

忙しい毎日の中で、一緒にこの作品に向き合ってくれました。

そして、最後まで楽しんでくれました。

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こやまっぷは本当にいろんな方の力を借りて盛り上げて下さったのですが、このお芝居部分については本当に違う脳みそで挑んだような気持ちです。





見てくださった皆様にはどのような作品にうつったのでしょうか。




皆様からの感想、とても楽しみにお待ちしております。

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