冬至の昨日、
バラ蒸留中にバイオリン演奏をしていただきました。
画像の彼女はプロ奏者ですが、
バラ蒸留の生徒さんでもあります。
本当は、
自宅の一室で演奏してもらうのではもったいない
ものでした。
サラサーテのチゴイネルワイゼンから始まり、
たくさん名曲を聴かせてくださいました。
バラも水も蒸留器のエネルギーも喜んでいて♪
ローズウォーター抽出も
いつもより早くなっていました。
愛犬プリンは、
別部屋でバイオリンの調べにすっかり緩み
ぐーぐー爆睡していたようです。
冬至というとゆず湯に入ったり、
カボチャを食べたりすると
その後の一年が健康になると言われていますが、
蒸留術の世界でも
冬至の日に蒸留すると一番質の良い
ローズウォーターが抽出できます
実際、毎年冬至にバラ蒸留して
ローズウォーターを抽出していますが、
いつも素晴らしいものができています。
今年はかねてより念願だった
「蒸留器にバラの周波数と同じ
バイオリンの周波数を聴かせながら
バラ蒸留したい
」
」という思いが冬至蒸留会に演奏をして頂け
とても感動しました
バラの周波数は
バイオリンの周波数
というのは、
2012年の冬の過去ブログに掲載していますので、
読みたい方はこちらから探してみてください。
冬至の日は、
一年のうちで太陽が出ている時間が一番短い日。
簡単に言うと
一年で一番陰が極まる日。
冬至の日を境にして、
真逆の陽に反転する日。
全てが相対する二つで成り立ち、
二元性の世界で成り立っているこの世界で
陰陽という両極があって、
陰から陽に変わる日こそ
目に見えない大きなエネルギーが働いています。
大まかに言うと、
太陽の反転しようとする
その大きなエネルギーが加わり
蒸留器の中の水とバラのエネルギーと
共鳴しあいます
バラが純粋な魂となって昇華するエネルギーも増し
精妙な波動のローズウォーターができます。
アランビック蒸留器を使った蒸留術は、
天体の動き、
特に太陽の動き
にとても影響を受けます。
にとても影響を受けます。そしてこの蒸留器は
古代錬金術の流れを受けて
その当時のものを模して作られています。
古代錬金術の始祖
ヘルメス・トリスメギストスの教える
古代錬金術とは、
簡単に言うと太陽の動きを知り
それを人間に活かす学問です。
天体としての太陽の動きを観察して
知識として知り伝えるだけではなくて、
一人一人が錬金術で
金＝魂をピカピカに磨く実践(経験)をしながら
自己の中にある
輝く太陽(神性)に地道に一つずつ順を追って
目覚めていく学問です。
古代錬金術は、
極のどちらにも偏らず、
「知識」と「実践」という
相対する二元性の調和が必須
とされています。
これを理解する道のりは、
まさに人生そのものの歩みと同じ地道さです。
植物が一気に花を咲かせ
実をつけないのと同じです。
赤ちゃんから大人の階段を丁寧に
のぼっていくのと同じです。
時間がかかります。
植物のバラの命を使わせていただくことは、
「愛」へ目覚めるということでした
なぜなら
バラは古代から愛のシンボルだからです。
すべてのものに丁寧に接するということは
まさに愛に目覚めること。
全てに丁寧さや愛が重要なのは、
相対する両極を調和させるため。
調和するということは、
愛の力をもってしかなし得ない技だからです。
植物蒸留水といわれるハーブウォーターが
天体のなかで月よりも太陽の動きに
とても影響されることは、
まだまだ知られていないことです。
蒸留術は一年を通し
丁寧に何時間も十何時間も長い時間をかけて
ローズウォーターを抽出するという行為を
日々続けている人にしか
残念ながらわからないようになっています。
古代錬金術が、
私は単なるモノとしての金作りだったら、
きっと長続きしなかったでしょう。
古代錬金術の中の植物蒸留術で
植物蒸留水作りだったからこそ、
ローズウォーター作りだったからこそ
今まで続けることができました。
ローズウォーターを知ったきっかけは
2008年に初めて訪れたトルコ旅行です。
いきなりバラ蒸留ローズウォーター作り講座から
始めたわけではありません。
元々、古代錬金術を知っていたわけでも
ありません。
トルコ産オーガニックローズウォーター輸入販売
から始め
その時に、ローズウォーターを飲んで
一気に体調が良くなり、奇跡も起こったのが
ローズウォーターに魅力された
最大のきっかけになりました。
次に
ローズウォーターを使った
オリジナル美容液を商品化し販売
も経験しています。
輸入のめんどくささやそれにまつわる法律、
自分の理想のローズウォーター商品作りの
理想と現実のギャップの大きさも感じて
全部イヤになり、
一番信用できる自分の手で
飲めるオーガニックローズウォーターを作ろうと
やっとたどり着いた最終地点が
古代錬金術に学ぶバラ蒸留術ローズウォーター作り
でした。
中でもオーガニックのバラ探しが
その当時は一番大変でした。
自分でオーガニックバラを栽培していない分、
栽培者さんとの信頼という絆が築けないと
飲めるローズウォーターが作れなかったからです。
バラ蒸留術が古代錬金術の植物蒸留術だと
知ったのは、
蒸留器のことを調べている最中に知り、
鳥肌が立ちました。
なぜなら、私は理系の知能を持っておらず、
私に古代錬金術なんていう難しいことは
絶対に理解できないと思ったからです。
ところが、
独学で古代錬金術を知っていくことは、
実は私一人ではなくて、
私の知能レベルに合わせた
楽しいことから知っていくことができました
先人の叡智を興味深くじっくりひもとき
知って実践していくことで
開けていく全く新しい世界がありました
気がつくと
自分が一番好きで落ち着く場所にいました。
見えているようで見えていなかった
自分だけの理想の世界が
昔からいつでもそばにあったことに
驚く日が来ています
今日もブログをお読みくださり
ありがとうございました