ミルボンD.A2013にジャッキーの応援にいって思った事 | 美容室AFLOAT Xel-Ha/JAPAN 前原穂高ブログ (アフロートシェルハ/ジャパン)青山.表参道.銀座

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こんにちは前原 穂高 (@M_hodaka)です。

昨日はお店の後輩ジャッキーが大きな美容のコンテストに挑戦していたので応援に行ってきました~
ビックサイトで行われた「ミルボンのD.A」です。
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ジャッキーは去年同じコンテストで賞をいただいていただけにすごい人だかり

人だかりがすごすぎてあんまり見えない笑

結果は残念に終わりましたが、こういうイベントに自分から進んでチャレンジする志がいい!
ぜひうちの他のスタッフにもどんどん見習ってチャレンジして欲しいです。

やっぱりこういうイベントに応援に行くと血が騒ぐというかなんというか
「自分ならこうするな~」
とか
「こんなデザインよく考えたなぁ」
的な
いち美容師としての感性が活性化されるのがすごくわかります。

うちのスタッフに多いんですが、
普段雑誌とかのお仕事を担当させて頂いていると
いわゆる一般紙的な流れに乗ったスタイルの中で
[その各雑誌のテイストを守りつつちょっとだけ攻めていく]
っていう繊細なステージで戦っていくことが必要不可欠になり
いつの間にか自分の中でキャンバスの大きさを決めてクオリティを求めていくことに慣れてしまう傾向にあるのかなーって思います。
もちろんこれは僕自身のことでもあって…

美容師的に言うならばサロンスタイルではなく作品的スタイルな
[なんでもいいから自由に自分の発想をぶちまけてもいいよ]っていう
キャンバスっていう概念も捨ててねっていう作品作りが苦手なように感じます。

どっちも得意っていう美容師さんはなかなかいないとは思いますが

サロンスタイルを作品作りにまで昇華させるヘアスタイルと
溢れる発想をサロンスタイルにまで抑えながら作るヘアスタイルは

似て異なるヘアスタイルだろーし
何年か経ってからそのヘアスタイルを見た時に感じ方が変わるのかなぁ
なんてことを思いながら今回のコンテストを見守っていました。

お客様を増やそうとサロンスタイルを勉強することはすごく大事だけど
逆にその事に甘えていませんか?と、
何より溢れる発想を抑えながらデザインを作るってなんだかかっこいい!

もしかしたらジャッキーは去年よりも雑誌なんかのお仕事が増えて、ちょっとそこの部分で折り合いにかいていたのかもしれませんね
何も考えないでただ自分が思う美を表現した去年の方が審査員に響いたのかも。
まだまだチャンスはあるのでがんばって欲しいです。

自分だったらどうだろう?
ちゃんと折り合いがつけられるのか?
自問自答しながらたくさんの美容師さんのスタイルを見てとても勉強になった充実した1日でした。
(ここに書いていることはほとんど自分に対して思うことです汗)

ミルボンさん本当にありがとうございました。