どうも!!

息子を出産してから子育てブログみたいになってました。

PIANiCAブログなのに。

 

なので、さらにPIANiCAから関係なくなっちゃったことを書こうと思います^^

テーマは差別の問題。重い。ずしーーーー。

 

あくまで私の考え、思想です。違う考えの人もいるかもしれない。考えが違うと気分を害するかもしれない。

お店に関連したこのBLOGでそんなことを書いたらよくないのかもしれない、と書くのを悩みましたが

何にもしないで黙っていたくなかったので書いちゃいます。

 

BLACK LIVES MATTER運動。知ってますよね。

アメリカで起こった黒人男性に対する警察の不当暴力事件が発端で始まった人種差別抗議の運動。

コロナで外出自粛していた反動もあってか、すごく大きなデモ運動になってます。

 

私自身、ブラックカルチャーが大好きで、もう本当にお世話になりました。

高校生くらいから20代前半は、日サロで焼いて黒い肌だったこともありましたが、

実はギャルじゃなくて、ローリンヒルになりたかったんですねー。笑

音楽もファッションもすごくカッコいい、私のツボなんです。今も昔も。

 

だから羨望の眼差しで見てしまうけど、彼らの苦労も知らず

「いいなー、カッコいいー」って言うのは、浅はかなのかもしれないと思ってしまう。

 

調べれば調べるほど、目をそむけたくなるような歴史があるし、

今だって命がけで差別を回避している現実がある。

ちなみに、近年の20代の黒人男性の死因第6位は警察による暴行らしいです。

黒人男性と結婚した日本人女性が、ちょっとコンビニ行くだけでも身なりを整える旦那様に

「自意識過剰じゃない?」と言ったところ

「誰が見ても危険人物ではないと思う服装で行かないと。特に警察に目をつけられないように、チンピラみたいな格好では外出しない」

という返答だったそうです。

そんな日常、想像できます??

 

日本は、欧米に比べたら、圧倒的に黄色人種が多い国なので

人種差別問題といっても、当事者意識があんまりないと思う。

私もそうだし、ほぼ日本にいる私は人種差別を受けてつらい経験はしたことがない。

 

でも日本から一歩出れば、差別される側になることもあると思う。

2月にアメリカに行ったとき、コロナが話題になりだしたころで、

アメリカでアジア人差別のニュースを見かけて、その心配をされました。

実際、何もなかったけど。

 

日本だってよくよく考えると、本当に差別にまみれていると思う。

 

日本にいても特定の人種や民族に対してヘイトスピーチをする人たちがいるし、

外国人技能実習生のトラブルもなくならない。

人種差別だけではない。

女性差別・部落差別・LGBTQ・・・

差別だらけ。マイノリティはまだまだ住みにくい街なんだと思います

 

日本人はこうだ!とか、女はどうだ!とか男だからこうすべき!とか、

そういったステレオタイプが偏見や差別につながっていくと思うんだけど

でも、この浸透しているイメージに当てはまった方が楽だし、当てはめたがる気がする。

 

「みんなで渡れば怖くない」みたいな意識は、もちろん私にもあって、

周りからがっつり離れて個人プレーをするより、みんなと一緒にはみ出さないようにしていた方が

スムーズだし安心するし賢い選択だと思うことも多い。

 

この協調性が悪いことじゃなくて、

自分と違うことを、、じゃないな。

自分たちと違うことを「え、おかしくなーい?」と思う気持ちがよくないのかなって思います。

ステレオタイプに捉われないように、個を見ることや知ろうとすることが大事なのかな。

 

「みんな違ってみんないい」と言いながら

和を乱してみんなと違うことをしたら問題児扱い。

集団生活ではそのバランスが難しいところだけど

そうゆう教育の問題もあるかもしれない。

 

 

15年近く前、美容師のクラブイベントみたいのがあって

そこで声かけてきたギャル男くんがいて。

「○○(←某有名サロン)の△△でぇすー」って言ってきた彼。

興味もなかったし、人見知りなのもあって「あー、どうも~」ってドライな返事をしたら

「え、俺○○(←某有名サロン)だよ!?」

って言ってきたんですよね。

うわ、だっせーーーーーって思って

「ふぅーーん」って返答したことがありまして。

 

いやいや、自分のサロンならまだしも、あの年齢多分アシスタントだしね。

どこのサロンで働いているかじゃなくて、あなたどうよ??って思ったのを思い出しました。

表参道の有名店で働くギャル男美容師より

田舎のおばちゃんサロンで働いてるめちゃくちゃオシャレな人の方が、ぜーんぜん興味ある。

 

あの時の嫌悪感に、今、合点がいきました。

有名店で働いてるってキラキラ感に嫉妬したのか?羨ましかったのか??と思ったりしたけど

そうじゃなかった。

彼が、何かに所属しているだけで安心しきって、すごくなったように感じてそうだったのが

すごくイケてなかったんですねーー。

有名店で働いたことないけど、

有名なお店でカットが10000円近くするのは、それ相応の理由があって

そうなるためにすっごく努力している人もいる。頑張っている人もいる。

それはすごくカッコいいと思う。

そういったブランド力を貶しているわけでは断じてないのだけど。

その時の彼は、自分の力でもないのに、謎の自信を得て、人を下に見ているように見えた。

それが非常にイケてない。

 

そんな私は「所属する」ってことに違和感があったから

早い段階でフリーランスになったし、独立をしたのも

今思えば自然な流れだったのかもしれない。

 

やっぱり、自分に自信を持つことや、

何かに所属したとしても変わらない芯の部分がないと

なかなか自分との違いを受け入れられないのかなと思います。

きっと不安になるから。劣等感を隠すために攻撃しているんじゃないでしょうか??

 

とはいえ、差別が良くないこと、だなんて

みんなそんなの分かりきってることなのに

なくならないのはなんでだろう。

 

そう考えたときに

当たり前すぎて意思表示をしないってのは

「見て見ぬフリする人も同罪だ」といういじめの図式と一緒だなと思って。

もし、これを読んで一人でも、少しでも、

興味を持ったり、考えたり、当事者意識を持ってくれたらいいなと思ったし、

こういった話題をもっとフランクに話せる環境が改善の一歩かなと思います。

当たり前のことをはっきり言ってみます。

差別はあかん。

意識高いアピールって思われるかもって思ったけど、勇気をもって書いてみました。笑

 

○○ LIVES MATTER

 

○○に、いろんな言葉が入ると思います。

多様性って言葉を聞くことが多くなったけど、

外側の制度だけじゃなくて、内側の我々の意識も変わっていかないと変わらないと思います。

 

0歳児のの無垢な目を見ていると

次世代があかるい未来になることを、切に切に願います。