きょうの太陽から 2013年7月20日 | すずきふみよしの「星の音を聴く」

すずきふみよしの「星の音を聴く」

読むこととはすなわち聴くこと。耳を傾けること。
ホロスコープから「聴いた」ものを、そして感じとったものを、日々丹念に言葉にしていきます。

サビアンシンボルは
蟹座28度「インディアンの少女が呼び集められた一族に白人の恋人を紹介する」

このシンボルのキーノート(基調)は
「人間の身体とその自然的な諸機能についての基本原理となる価値の表明の総体的な受容を通じて、内的に再誕すること」

きょうはどんな日?
文化の多様な側面において異質な二者が協同の可能性を見い出せるときです。

内なる理念や価値を表明する際にやむを得ず暴力や恐怖の力に頼らざるを得なくなる場合があるときというのがきのうでした。自分たち仲間とは相容れない存在から〈外圧〉を受ける可能性がある。おたがいの立場を相対的にとらえる視点をもつようにしながらも自分の立場と仲間を守るためにひとつの試練として立ち向かおうという具合でしたが、穏便な展開で終えられたでしょうか。きょうはおのずと事態が収束していくでしょう。

冒頭で「協同の可能性」と述べましたが、敵対していた両者がいきなり一緒にことに当たるということはいくらなんでもにわかにはありえないでしょう。まずは融和を図るほうがよいでしょうが、土曜日ですから新しい展開には進みにくいとおもいます。しかしむしろそれが好都合です。冷却期間をおくというほどでもありませんが、ここは自然の流れに任せてみましょう。サビアンシンボルは大変明瞭にインディアンと白人との融和を描き出していますが、これは未開のものと文明的なもの、本能的な感性と合理的な知性の融和をも表しています。自分のなかに偏りがあれば、それを整えるうえでも〈自然に帰る〉ということがおすすめのときです。引きこもりがちだと自覚があるならばまずアウトドアへ、頭でっかちだなと感じたら体を動かすことへ。自分なりにバランスをとる工夫をしてみてください。思想的に保守主義を馬鹿げたほどまでにもちあげる傾向が見られるときでもあります。文字どおりの〈反動〉ですが、それは果たしてバランスをとることなのか、よくよくかんがえてみてください。