城跡か? | 源行近のブログ

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山陰の戦国時代を郷土史レベルで研究しています。主に人物や城跡が中心です。

今回は気になった山です。

出雲市佐田町に向かう神戸川沿いを走っていると形の良い山がありました。
そこで万を辞して強行突入しました。ここは向名という地区です。


この山です

この辺りは以前熊が出没したようで、立札がありました。念のため鈴とスマホで音楽をかけながら登ります。

結構な急斜面で登っても登っても何もなく、山頂登頂で終わるのかと思っていたら突然平坦な所に出ました。
おそらく郭でしょう。苦労して登ったからそう思いたい。


特に竪堀や堀切、土塁はなく

さらに登るともう1つ小さな段がありました。


現在地がわからず、そのまま登ると笹藪に着きましたが、少し進んで撤退します。後でわかったのが山頂はもう少し奥部だったようで、もしかしたらそこに何かあったかもしれません。
しかし夏の行軍は無理しない方が良いので、撤退して正解です。

ここは見張りと狼煙場を兼ねたような場所かもしれません。付近には調査された未整備の城跡があります。機会をみて訪れてみます。