随分と久しぶりの投稿になりました。。

年末から日常では色々あった中、平和な新年を迎え
何もないのは有り難いことだなぁと感じつつ
平穏な日常を過ごしている今日この頃です。

この数ヶ月の中、印象に残ったことを
書き留めておこうと思います。。

人生経験の中で
初めて出会う職業の方っていらっしゃいますよね?

最近出あった初めての職業の方は
「警察官」の方でした。。

母が昨冬、自転車同士の衝突事故に遭い
救急搬送されまして
幸い命には別状はなかったものの
腰椎の骨折がありしばらく静養が必要で
今も通院していますが
日常生活ではほぼ支障がないほどに
回復しています。。


相手の人が一旦停止の標示がある脇道から、
急にスピードをあげて飛び出してきてたことによる
相手側の過失による事故でした。。
通りがかった方が
警察にも通報してくださったのですが
相手の人は救急搬送されている間に
逃げてしまったため
ひき逃げ扱いとなり
初めて警察のお世話になりました。。


こちらに非はなくても「警察」となると
何となく気後れしてしまう感じがありますね。
ドラマなどの印象からの
先入観もあったりするのかもしれません。。

ところが担当してくださった警察官の方は
最初は電話ごしでしたが
腰が低く、とても丁寧な言葉使いで
こちらへの気遣いや配慮に溢れる言葉かけの数々に
こちらが恐縮してしまうほどで
母は涙していましたし
私も感謝の気持ちでいっぱいになりました。。


私はセラピストという仕事もしていますので
私自身「寄り添い」の姿勢を学んだり
様々なセッションの受け手としても
「寄り添い」を何度も経験してきていますが…

あれほどに言葉を介する「寄り添い」のスタンスを
体験したのは初めてかもしれません。。

私は過去に患者としてではありませんが
臨床心理士
精神科医
との出会いもわずかながらあるのですが
「寄り添い」のスタンスは
ゼロとは言いませんが
それほど感じられませんでした。。


だからこそそのスタンスが
どれほど素晴らしく、貴重なものか
わかります。
そして、そのスタンスは
ずっと変わりませんでした。。


一度、警察に引き取られていた
自転車をその方々が自宅まで届けてくれた際も
身体への気遣い等、またまた温かい言葉と
寄り添いのスタンスを受け
母は涙が出たと言っていました。。

母もまた、その方の言葉かけや姿勢を
絶賛していまして
「あんな人はいない。。
お医者さんみたい」だと言うので

「お医者さんにもあれほどの人は
いないでしょ。。」と返すと
母も納得していました。。



母は当初「何でこんなことに…」と
避けられなかった自分を悔やんだり
落ち込む様子もありましたが
その警察官の方の慰めも回復への
大きな支えになったのではないかなと思います。。

そして、私も特に事故当日などは
突然のことに無意識レベルで
ショックがあったかと思うのですが
その方とのやり取りで
本当に救われた気がします。。


その方は交通事故関連だと
もっと重篤なケースへの対応にも
多くあたられていることと思います。
訓練や教育も受けているかと思いますが
その場しのぎではない
言葉をおくられると
人は心から慰められ、癒されるのだなぁと
実感しました。。


今後何かの形で
受けたご恩をおかえしするタイミングに
恵まれますように。。
私も人としてもっと精進して行こう。。