こんな私だが私は私であることがコンプレックスで仕方がなかった。はじめはうじゃうじゃいるアイドルの中で埋もれたくないがためにはじけていた。しかし皆に私の存在が知れ渡ったらこんなキャラ辞めようと思っていた。

認知度も私が設定していたハードルを超えたように思え(今思うとかなり低いハードルだとつっこめる)だんだん可愛いアイドルになろうと思い始めたのはたしかアイドルを始めて二年目を迎える前くらい
しかしキャラが定着したせいで困難な道を通ることになった


まずプロレスが嫌だった(今では憧れを抱くほどだが)、公演のMCで変な役させられるのも嫌だった、顔がでかいと言われると本気で泣きたくなる時もあった(今では顔は可愛いのでたいしたことないと思ってる)、そうやって言ってくる奴が罪悪感でしにそうになればいいと思い必要以上にそいつの前で泣いたりした、握手会で人が来ないと泣いた時もあった(今は人気とか諦めてる)

私は常に、可愛いくて少しだけ面白い人気メンバーになりたかったのだ。

それを運営に真剣に相談しても笑われることが泣きたかった。これ以外でも考え過ぎてパニック障害。生活から逃げたいわで自殺願望がむくむく膨れ上がる毎日を過ごした。


ついに私はキャラが故にきた仕事を初めて1つ蹴ってしまった。その結果か知らんが(まあそうだと思うけど)全く仕事が来なくなってしまった。ライブの遠征もなくなった。これはまずいと思い私は初心を取り戻した。
私は捨てられると強くなるらしかった。



2月11日はこの世に私というアイドルが生まれて三周年の日
三周年目は捨てられると強い私が生まれた。いろんなことに挑戦するようになった。

そして三年かけて、人への感謝が素直にできるようになったこと、自分を持てるようになったこと、鉄のメンタルを育めた

私は可愛いアイドルなんかじゃなくて、ずっと強くなりたかったんだと思う


四年目を迎えるまでにまた大きくなるように頑張る。アイドルという枠をもっと超えたい、キャラとかキモいから作らない
私は私のしたいことをし続けるのだ



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とはいっても人気はあるに越したことがないので人気メンになりたい