4月20日13時13分
２度目の新月おひつじ座
おひつじ座終わり30度数で起こる新月は、
やみくもに、進む度数ではありません。
おひつじ座は、自分の目的を探求する旅を
スタートするサイン。
そして、その旅によって、ある程度成熟を示すのが、
サビアン30度のアヒルの池とそれを育む子供たちです。
おひつじ座の旅とは、魂の旅です。
わたし達は、魂が旅をしたくてこうして、
生まれてきました。その旅の探究の中で、
魂本来の目的を見つけ、その目的を生きた時
魂は大喜びします。
その目的を知る方法があります。
それは、絶望と希望を知ることです。
絶望の中に希望があり、
希望の中に絶望がある。
光と闇は、表裏一体だから。
デンマークの19世紀の思想、哲学者のキルケゴールは、
死に至る病と言う本で、こんなことを書いています。
それは、絶望をしていることを知らないでいると言うことです。
わたしも、自分が絶望していたことを知ったのは、
2017年頃でした。
絶望を握りしめていることを知らないと、
その絶望を溶かすことができない。
絶望していることを知らないと、その「闇」に
振り回されます。内側の絶望によって、内側から沸き上がるイキイキとしたエネルギーを殺してしまうから。
意欲や、やる氣が出ない。
なぜか、諦め感が出てくる。
面倒くさいと思ってしまって、
チャレンジができない。
人生に向き合うことが
出来なくなったりします。向き合った途端、
面倒くさい感が出てきたり、恐れが出てきたり、
「まっ、これでいいか」と放置したり、
先延ばしににて、可能性の中でさ迷い続けたり、
「できない」と諦めたり、「わたしなんて」と
拗ねたり、有耶無耶にしたり、
「こんな社会だから、こんな世界だから、この人のせいで」と、被害者意識を持ったり、
虚しさ虚無感が出てきたり、孤立したり、
生きる氣力も出ず、楽しめなかったり、
つまんなかったり、
これらパターンによって、
人生に、自分に向き合えなくなるのです。
その原因は、自分の中にある「得体のしれないモノ」が疼いているから。
その得体の知れないモノが、絶望です。
その絶望が疼くと、
直感や、ひらめき、インスピレーションが上がって来ても、直ぐに消してしまう。
疼くと、アクション出来なくなる。それは、
疼くと、恐れ、諦め、面倒くさい、妥協、惰性、
怠惰が出てきて、それ以上前に進めなくなるからです。
もしくは、、、、
絶望が疼くのを感じたく無いから、
麻痺させるように日常を忙しくさせたり、
絶望が疼くから、人に合わせ迎合したり、
自分を顧みず、犠牲的に尽くし過ぎたり、
もしくは、、、、
絶望が疼くから、なりふり構わず、
目的、目標、物質主義になったり、
人をコントロールしたくなったり。
自分が絶望していることを知らないでいるから、
これらに、振り回され、流されて、
怠惰や、惰性の状態になっていったり、
自分を全く受容すること、愛することが出来なかったり。
わたしが、人生方向転換した時、
怒りが出てきました。いつまで、
この状態を続け、いつまで、先送りにするのかと、
向き合った時が、あったんです。
その時、凄まじい怒りが出てきました。
そして、自分を叱咤しました。
いつまで、変わらないことを続けるの？
また、諦めるの？また、有耶無耶にするの？
やる前から、本当にやりたい事？って疑うの？
いつまで、言い訳するの？
いつまで、人のせいにするの？
こんな言い訳ばっかな自分に辟易。
怒りがワンサカ出てくる、出てくる。
得体の知れないモノに恐れ
ずっとずっと逃げていたことに氣づいた瞬間でした。
もう、そんな自分が嫌になって、
その枠から「こんなの嫌だ」と出ることを決めました。
そこからの方向転換は、楽では無かったです。
だって、ことがある度に面倒くささが出てくるし、
もうええやんって、諦めたくなるから。
でも、諦め無かったのは、前と変わらない自分に戻りたく無かったから。娘達のせい、
前夫のせいにしたく無かったから。
有耶無耶にしたり、面倒くさいと
以前の自分は、向き合うことに上手に言い訳して、
逃げ続け、人生舞台に参加することを無意識に避けてたんです。
だって、失敗したくないし、ブザマな姿を見たくないし、傷つきたくないから、最初からその舞台に立たない
退屈な人生を過ごしていましたから。
ま、いいかこれでと、直ぐに妥協してしまう本当の理由が、諦めから来ていただなんて、知らなかった。
そその諦めが、まさか、
絶望から来ていただなんて、知らないでいた。
自分の心奥に、身体に、細胞に、絶望が刻み込まれていただなんて、知らないでいた。
ありとあらゆる恐れの正体が、絶望だと
知り認めた時、その絶望と言う真っ暗闇に
光が当たり始め、段々と自分の中にある冷たいモノが溶け出していきました。
人が変わる時に必要なのは、シンプルに現状の自分を知ることだと、わたしは思います。
多くの人は、現状の自分にめちゃくちゃ盲目で、
知らないでいます。だから、現地点の自分が
どんな状態かを知る事って、大事です。
その現状の自分を知って、
絶望して、大きく変わります。
変わる人の共通点だと、わたしは思います。
なぜなら、その現状の自分を知って認めた時、
大きく方向が転換するから。
チャレンジを避け、人生舞台に参加してない人が
今までのパターンを方向転換するには、
傷つくのを恐れている自分に
腹立たしさを強烈に感じた時に、動き出していきます。
自分に向けた怒りが、今度は、積極的な行動力になり、
進んでいきます。
自分や他者に諦めていたことに、氣づいて、
その諦めや無力感の枠から出る人生が始まります。
そして、数々チャレンジをして、いっぱい傷ついて
ヘトヘトになってる人は、先ずは、そんな
自分をよく頑張ったと認めて、自分を赦し受容してくださいね。
そうすると、どんどん安心して満たされて、
エネルギーが復活します。諦めや、絶望が
どんどん溶けて、自分を愛する生き方へと方向転換していきます。
自分を受け入れると、足元にいる近場の人（家族）や、
目の前の相手に諦め、絶望していたことに氣づいて、
自分の立ち位置に青天の霹靂のような氣づきを受け取って、また、フレッシュに進んでいくことができます。
今回のおひつじ座30度は、自分の中の怒りや
絶望に氣づき、魂の目的に進んでいくことを
教えてくれています。
冥王星が、太陽と90度のアスペクトを取っていますから、方向転換する負荷はかかりますが、
魂の目的に進んでいくことを、後押ししてくれます。
強い絶望や諦めは、光や愛のフェーズが見ると、
希望が強いから、絶望したし、諦めたことを
忘れないでください。
希望や、美しい望みがある人ほど、
これまでの人生で、沢山傷ついて、
頑張ってこられたと思います。
なぜなら、子供の頃から、その望みの世界を見て
あなたなりに頑張ってきたからです。
頑張っては挫けて、また、望みを持って
頑張っては挫けて、挫けて、挫けて、
そして、最後の最後に果てたわけです。
氣持ちがプツっと切れるくらい、
めちゃくちゃ頑張ってきたから、
果てるわけです。絶望したわけです。
その果てた状態から、お尻をヨッコラショと上げるには、すごいエネルギーが要ります。
でもね、ヨッコラショとお尻を上げきったら、
後は、楽に進んでいけます。
自分が幸せになる選択を決心する
ヨッコラショです。
諦めを感じてしまうのは、
今までの家族環境や、人間関係、
そして、このピラミッド社会構造の中で、
自分が何しても無理なんだと無力な自分に、
絶望したからです。
その絶望を溶かす力を持っているのは、
自分です。そして、その絶望（諦め）に飲み込まれるのか、その表裏一体にある希望に氣づくのか、
わたし達が選ぶことができます。
希望、本当の願いに氣づく為に、絶望体験があるのです。
ありとあらゆる嘆き、絶望体験をしたのは、
闇を溶かし光の存在（魂）を取り戻すためにです。
ありとあらゆる闇を溶かし愛に変容する力を
元々光であるわたし達は、持って生まれてきています。
この部分だけ、この状況だけ、この時だけと、
限定した光じやなく、愛じゃなく、
ありとあらゆるもの、状況、時、人
無限大に光をあてることができるのが、
わたし達の存在です。
自分のプレゼンス（存在）レベルから光を取り戻すこと。
魂は、光そのもの。その光を、表現すること。
存在を受け入れ、存在を輝かせていく。
この存在レベルの光を取り戻すには、
自分の中にある「闇（絶望）」を知り、
それを自分の愛で抱き寄せていくしか無いと、
わたしは、思います。そしたら、最強・最光じゃないかなぁ。
その光が、あたなの中にあります。
それを、自覚する時であり、
受け取る時が今です。
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