「つながる」活動が毎日のように続いております・・・
支援にむけて、突き進もう!
こう思えるのも、とある一人の女性の存在があるからです
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その方は、名取市の2人のお嬢さんのママさん
ママさんは、イオンモール名取エアリで買い物中、あの大地震に遭ったそうです
名取は、ご存知のように沿岸部が津波被害に遭ってしまった所・・・
ママさんは、日中家族ばらばらだったため、その家族の安否がとれるまで生きた心地がしなかったとのこと
御親戚やお友達で未だに連絡がとれないままの方もいるそうで・・・
その話を聞くとやり切れないです
私も胸が締め付けられそうな、ずん、とくるものがありました
同情ではなく、そのママさんの元気な時を知っているからです・・・
ママさんとの出会いは、楽天イーグルスの本拠地・Kスタ
出会ったときはフルスタ、でしたが、私が「スポルたん」という宮城県ローカルのスポーツ番組担当だった頃で取材中でした
すると、会場外にとーーーても目立つ可愛いお嬢さんが2人!
可愛いのは雰囲気やお顔はもちろんですが、2人でお揃いの衣装(ユニフォーム?)を着ていたのです
声をかけると、ママさんの手作りのお洋服もあり、コーディネイトもママさん
アイドルのように可愛い2人と、気さくに応えてくれた明るいママさんとすっかり仲良くなり
取材後も、メールのやり取りを行う仲になりました
いつも笑顔で「まきちゃーーーん!」と声をかけてくれる
まるで数年来の友達かのように応援してくれる、優しくパワフルなファミリーなんです
そんなママさんは、震災後にボランティア活動を行っています
お嬢さんの通う中学校が避難所となっているため、炊き出しをおこなったり、支援物資の仕分けをしたり、名取の「思い出探し隊」に参加したり・・・
4月にお会いした時、笑顔で私を迎えてくれましたが
やはり「今まで」の会話や笑顔には、完全には戻れません・・・私もママさんも
地元の方ですから、傷ついた心をもつ被災者の方にママさんはすっと寄り添えます
ですから、ママさんは名取市の避難所事情にとても詳しいです
・「今」欲しいもの・足りないものが何か、ということ
・避難所によって、格差があり、自衛隊がまったく来ないところもあるということ
・有名人、芸能人が来ない避難所の方は、テレビでそれを知って「うちには来ないんだ・・・」と落胆すること
・「家族も仕事も失った人に比べたら私なんてまし・・・」と自身も津波でお家を流されても気丈にふるまい、疲労が溜まっている方がいること
・子供たちは元気に遊んでいるように見えても、津波の恐怖が目に焼き付いていること
・春物、夏物の洋服はまったくと言っていいほど、支援物資が来ていないこと
・洋服の物資に「シミ付き」や「明らかに使い古した」洋服があって、受け取り側は悲しい気持ちになっていること
(注意)これらは、あくまでこのママさんが感じ取った個人的意見ですから、
名取市の避難所が全て上記のような状態とは限りません
テレビや新聞では伝わらない【生の被災者の声】を教えて下さいます
以前、このブログに書いたように
私は全ての人を救うことはできません
でも出来る範囲で何かをするならば
避難所を何か所も、毎日毎日通って支援活動を行うこのママさんのお手伝いがしたい!!
そう、強く思って決めたのです
ですから、私はこのママさんを支援していきます
それは「今、私が出来ること」 だからです
いっぺんに何か所も、は無理ですので、出来る範囲で・・・ね
この私の思いに賛同してくださった、知人の会社員Kさん
Kさんのおかげで、名取市の増田中学校に「たらみのゼリー」を送ってまいりました(4月のこと)
その様子が、画像です(撮影&ブログ掲載の許可を避難所から得ています)
ママさんが心からの笑顔になるには、時間はかかるでしょうが
「ともに」支援を行っていきます・・・
一人の女性の存在が、私にはとてもとても大きなものとなっています