オアフ島の絶景ハイクとして知られる Haiku Stairs (別名:天国への階段)が、今月末か来月から除去作業が開始する。

 

その前に、最後に楽しもうと、週末多くの人が登ったよう。

Hundreds of という表現がなされていて、直訳すれば数百人だけど、さすがにそこまでは多くなかったのでははてなマーク

 

 

以下、写真は上記ニュースから借用。

 

 

 

 

この階段の使用は違法である。

違法だけれど行く人が後を絶たない人気トレイルだったのだ。

合法的に裏から登っていくルートもあるけれど、そちらは所要時間7時間。

 

SNSで急激に有名度が増したこのトレイル。

ハイカーが増えるにつれ、問題は深刻化していった。

 

途中で(怖くて?)動けなくなったとか、怪我したとかで、ヘリコプターの救助出動多々。

トレイルの出発点へ行くのに、ご近所さんの私有地を横切る人々。

セキュリティカメラには塀を乗り越える人が映っている。

この動画は明るい時間だが、ほとんどの人が、見つかる前の真っ暗な時間に出発する。

つまり、真夜中から庭ではワサワサと音がするわけで、そりゃ住んでる人にはストレス大ビックリマーク

 

 

さらには、フェンスを遮断までびっくり!?


 

 

こんなに愛されている階段を解体するのは反対!!

と愛好者たちと市が長年議論し続けてきた。

有料にして、階段の管理やスタッフ配置に充てるという案も出されていた。

 

しかし、一番大きい問題は、近所の人との摩擦だったようだ。

長年、害やストレスを受けてきたのだろう、どんな妥協案も同意には至らず。

結局、どれだけルール化しても、それを無視する人はいるってところだろうな。

Enough is enough (もうたくさんだ) って、気持ちわかるよ。

ゆっくり暮らさせてくれよってね。

 

以前、市長とのミーティングに参加した際、このトレイルの話題になった。

「私だって残せるものなら残したい。

 いろいろ議論したが、無理なんだ。

 だったら、キミが近所の人達を説得してきてくれビックリマーク

と訴えていた市長。

 

2年前に解体決まった直後にさえ、もしかしたらキープできるかもなんて話があったしね。

彼なりに模索していたのだろう。

 

 

 

今度は、ほんとに、いよいよ解体かぁ。