2013年11月19日誕生 11/18満月。そしてすごく美しい秋晴れと共に…

私は、マッサージセラピストとして、たくさんのお客様に触れる仕事をしています。その仕事を通して感じた事を書きたいと思います。

私は、今回の妊娠・出産で、たくさんの助産師さん達や先生方の『手』に触れてもらいました。

10月下旬から切迫早産で入院し、自分とは縁遠いと思っていた点滴生活が始まり、副作用やら絶対安静の生活に、不安や心配で眠れない事もありました。そのたび、赤ちゃんの心音確認や体の清拭で、色々な助産師さんの温かい手が、私の心を救ってくれました。

11/17(日)の明け方、突然破水し、動揺し、パニックになり、涙が止まらない時も、必ずそばに助産師さん達の穏やかで温かい、目と心と手がありました。

『MFICU(母子集中治療室)』なんて、今回入院するまで、全く知らず、絶対に自分には関係ない所と思っていた部屋に移動すると言われ、頭の中が真っ白になり、強い薬の点滴の副作用の辛さに、泣きじゃくる私と赤ちゃんに、24時間寄り添い支えてくれる手がありました。

お腹に少しでも長くいて欲しいと願う母とは裏腹に、産まれてこようとする意志の強い赤ちゃんを迎える為の分娩室でも、私と赤ちゃんに語りかけてくれる手、冷静に赤ちゃんの事を感じてくれる手、私の心を感じてくれる手、そして、しっかりと陣痛の波を私と赤ちゃんと一緒に感じとってくれる手。そんなたくさんの方達の手に支えられ、何の不安もなく、辛さも怖さもなく、私も赤ちゃんも安心して皆さんに委ねて出産する事ができました。

そして、ちょっぴり早くこの世界にやってきた娘も、NICU・GCUを通して、たくさんの助産師さんの手に支えられ、温もりを感じて過ごすことでしょう。

妊婦は、すごく本能的になるので、触れられる手に、とっても敏感になります。
ベテランの方、新人の方関係なく、手から出る思いは、とってもダイレクトに伝わります。
私自身、今回の妊娠で、たくさんの手に出会い、改めて、自分自身の『手』について考えるきっかけになりました。

色々と大変な経験もしましたが、振り返るとどれも良い思い出となりました。

私は、我が子3人の出産すべて、N病院です。
三者三様、どの出産も楽しく印象深いものばかり…本当に、N病院での出産が大好きです。
きっと、これが私にとって、最後の妊娠・出産になると思うので、すごく寂しくもありますが、これからも素晴らしいチームワークで妊婦さんをそして、赤ちゃんを支えていく『手』あてをしていって下さい。

本当に本当に ありがとうございました。


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