何から書いたらいいんだろう?

文章にしたら、とても薄っぺらくなってしまう気がして。

TVで観る津波の映像は、
同じ日本とは思えないくらい衝撃的なものでした。

あの日、ハルカを幼稚園に迎えに行った帰り、
信号待ちの車の中でユーラユーラとゆっくりした横揺れ。

長い横揺れの後、車を発信させ、帰宅。

ハルカとおやつを食べていると、また横揺れ。

ユッサユッサと揺れたけど、TVを付けていなかったので
あんな酷いことになっているなんて思いもよらず・・・。

その悲惨な状況を知ったのは、その日の夕方。

ママ友の実家が宮城県だと知り、

義実家が津波で流され、
お義母さんが小学校の屋上で救助待ちだと聞き、愕然としました。

地震から2日経ち、ようやくヘリで救助され避難所へ到着したそうです。

ただ親戚のおじさんとは、未だ連絡が取れず、安否も分からないとのこと。

「ここ(愛知)にいても何もできることはなくて・・・」

と声を詰まらせる友達を見て、かける言葉が見つかりませんでした。

TVに映る光景は、あまりにも酷くて目を背けたくなります。

家も車も何もかもがものすごい勢いで流され、
流された家や車がまた次の家やビルを押し流す。

これが目の前で起きたら?と想像するだけでゾッとします。

奥さんと子供と手を繋いで逃げていたけど、
2人は途中で津波に流された、と歯を食いしばる男性。

手を繋いだまま土砂に埋もれた姉妹。

泥だらけの裸足で子供を抱く女性。

被災された方々に何かできることはないかと私も考えました。

水、食料、毛布、衣類、乾電池、足りないものだらけだと聞いたけど、
個人で用意できる量なんてほんのわずか。

それを送ったところで手間がかかるだけで何の足しにもならないし、
やっぱり募金が一番役に立つのではないのかと思います。

ママ友には、わずかながらお見舞い金をお渡ししましたが、
募金箱を見かける度に募金にも協力しようと思っています。

愛知で節電しても管轄が違い、周波数も違うらしいので
意味がないのは分かっているけど、

でも、でも、気持ちは、同じ。

我が家も節電、節水に心がけ、祈っています。

被災地の皆さんが一人でも多く
ご家族・友人の皆さんの無事を確認できますように。