- ペーパーバックゲームブック 怪しい階段 https:/
/amzn.a sia/d/b 76K3AU
ペーパーバックゲームブック サンタさんからのプレゼント https:/
挿絵5点と印刷コストの関係で高めです。1週間前に最後の価格の編集で謎のエラーが出て出版までいけず、カスタマーに問い合わせても異例だったようでなかなか解決しなかったのですが、昨日深夜に試したら(数回目)いけて、今日販売開始されました♪
ペーパーバック版を販売してほしいとレビューがあり、再出版を急ぎました。同じ方から他の作品にもゲームブックはすべてペーパーバック化してほしいとあり、先月から私のほとんどのペーパーバックを買われていた方で間違いないでしょう。最近はゲームブック お笑いオーディションが買われました。
266ページ、5万619文字、印刷コスト738円。全６章と年表からなる１７５パラグラフゲームブック。鉛筆画の挿絵５点（１点は表紙画を使用）。筆記用具、サイコロなどは必要ありません。
サンタさんからのプレゼントにもそういったレビューがあり、その内容に嬉しくなって総パラグラフ30で予定になかったですが出版しました。しかしゲームブック「妖怪村・鳥王の島・ゴーリキの要塞」https:/
【１】
「ろーく、なーな、はーち、くー、じゅっ！」
振り向くと、見知らぬ光景が広がっていた。
君は外で遊ぶのが好きな５歳の男の子だ。今日も近所の友達３人と公園で鬼ごっこをしていて、途中から君が鬼になり、公園の隅にある木の下で顔を伏せて数を数えていたところだった。
「ここはどこ？」
君は階段の踊り場に立っていた。さっきまで太陽の日差しが眩しかったのに、いつの間にか辺りは夕暮れ時のように赤く染まっている。階段は上へも下へも果てしなく続いていて果てが見えない。階段の両側は高い塀になっていて、君の身長では塀の向こうがどうなっているのか見ることができず、凹凸もないためによじ登ることもできない。
君はふと、自分が野球帽をかぶっていないことに気がついた。数を数えていたときはかぶっていたはずなのに……。
君は怖くなって、しゃがみ込んで泣いた。だが、泣いていても何も変わらないと気づいて立ち上がる。状況を変えるには、階段を上るか下るしかなさそうだ。暗くなる前に家に帰らなくては。
階段を上る ３へ
階段を下る ７へ
プロローグ
今日は１２月２４日、明日はクリスマスです。寒さに震えながらベッドから起き上がる小学１年生の君は、勉強机の上に見慣れない封筒が置かれているのに気がつきます。
何だろう？
君は寒いのも忘れて駆け寄り、封筒を手に取ります。それは封がされておらず、中央に縦書きで「サンタさんより」とだけ書いてあります。まだ疑うことを知らない純粋な君は、もちろんサンタさんがいることを信じています。
「サンタさんからのお手紙だ！」
興奮しながら封筒の中を覗くと、中に紙が数枚入っているようです。急いで人差し指と親指でつまんで取り出してみると、紙はお札ほどの大きさで、何か書いてあります。本当のお手紙でしょうか？
両手でトランプのように扇状に広げると、紙は４枚で、書いてあるのは右手側の一番上の１枚だけのようです。君はひっくり返して裏も見てみますが、すべて白紙でした。紙を揃え、両手で持って読んでみます。
ぷれぜんとはなにがいいかふうとうにはいっているかみにかいて、くつしたのなかにいれて、まくらもとにおいておくんだよ。どのかみにかくかはきみのじゆうだけれど、いちばんほしいものを「さいしょ」に、ほしいのからじゅんばんにかくんだよ。それでは、きみがすてきなくりすますをすごせるように、あいぼうのとなかいといっしょにいのっているよ。
丁寧な字でそう書いてありました。サンタさんはプレゼントを「３つも」くれるのでしょうか？
君は勉強机の引き出しを開けて、そこから最初に見つけた色鉛筆を取り出し、さっそく一番欲しいと思っていたアレを書こうとします。
１枚目に書く １へ
１枚目には何も書かない １５へ
『Sゲームブッカーの全Kindle本＆ペーパーバックリンク集』
⇒ https:/
よろしかったら読んでみてください♪
無料 縦読みマンガ Fliptoon #Kindleインディーズマンガ
変身くん (全1話)
https:/
ニルの大冒険 (全1話)
https:/
こちらもよろしかったら
『ヤフオク出品中現在440品に』
⇒ https:/