まったくのワタクシゴトではありますが、本日2024年4月27日はワタクシと夫の銀婚式でございます。
わーーー!!!よくもったなーーー!!!パチパチパチーーー!!!
(というコトで、本日は壮大なノロケとなっております。けっ、そんなの読んでられっかよ、とお思いの方はこのままスルーしてください)
25年前の1999年4月27日にニューヨークの教会にてひっそりと二人だけの結婚式を挙げたのでした。
↓夫はカルバン・クラインのスーツ、ワタクシはGUCCIのワンピース。マジでひっそり。
ワタクシ、細いなぁ(遠い目)。夫は安定のとっちゃん坊や感。
↓写真の写真なので色が悪いですけども、ニューヨークの挙式のあとに行った新婚旅行。カリブ海のアンギラという島のキャプジュルカというリゾート。コテージタイプで、ずーーーっと先までプライベートビーチ。敷地内はカートで移動。
うっすらと右下に99’5’5’の文字が。懐かすぃーーー。。。
なんというか、まぁ結婚した当初は25年もいっしょにいることとか想像もしてなかったよねー。
ワタクシは27歳、夫は33歳。
7年も付き合ってから結婚したので、なんだかんだと人生の半分以上は夫とともにいることになります。
付き合い始めの大学生のころ、周りの友人にはきっと「なんでこんなブサイクで小太りでムサいオッサンと付き合ってるの?!」と思われていたと思います。
大学には爽やかボーイもたくさんいたのに。みんなはそんな爽やかボーイと付き合っていたのに。
でもなぜかワタクシは爽やかボーイには1ミクロンも魅力を感じず、ムサいオッサンに惹かれた、というね。。。
自慢なんですけど(ドヤ)、付き合ってから今まで、なんと一回も喧嘩したことがないんですよ。
奇跡や。奇跡のカップルや。
とかなんとかお思いでしょうが、奇跡でもなんでもなく、ただただ夫婦で揉めることが時間の無駄、人生の無駄だと思っているので、お互いの地雷をけっして踏まないように注意深く生きてきたからにすぎません。
それでもそれなりに25年間ぶんのアレコレを乗り越えての、今。
たぶんお互いの胸中はイロイロあったんだと思いますが、揉めるくらいなら、飲み込んで平穏な日常をおくる、ということを選択してきた結果かと思います。
とはいえ、服を脱ぎっぱなし、モノを置きっぱなし、という片付けができない習性以外、夫のイヤなところって特にないんですよねー。
数年前に(6-7年くらい前か)、ワタクシが一人でラスベガス出張に行くことがあり、ナニかあったら後悔したくないからと、娘を妊娠して以来レスだったのに、出発前日夜に「やっとく?!」とワタクシが思い切って言ったら、
「大丈夫です」
と断られましたけどね。
大丈夫ってなんだよ。ナニが大丈夫なんだよ。
とかいうエピソードも今ではネタになっているくらい、きっぱりレスなんですけどもね。
そりゃそうか、ワタクシが夫だったら、今さらワタクシ(古女房)とナニかしたいとは思わないよなぁ。納得。
きっとワタクシにとっては夫のオスの部分はどーーーーーでもよくて、娘にとって素晴らしい父親で(娘には「パパは新宿区で三番目か四番目にいい父親だよ」と言ってある)、1ミクロンもうるさいことを言わない良き夫で(感謝の言葉は言ってくれる)、真面目に仕事に向き合っている尊敬できる社会人で(ここが一番大事)、というほうが重要なんです。
ワタクシはできた妻ではないので、これ以上なんの不満がありましょうや。
成田悠輔先生もおっしゃってましたけど、夫に良き父親役を求め、良き夫役を求め、良き社会人を求め、さらにオスとしての役割まで求めるのって無理なんじゃないですかね?!みたいな。
自分だって良き母親役と良き妻役と良き社会人役の上に魅力的なメス役を求められても、無理ですからねぇ。
そんなワタクシが幸せな人生をおくれているのも、夫(と娘)のおかげです。
なので、夫のことは最後まできっちり世話して、介護が必要になったらシモの世話も厭わず、キチンと看取ってあげてから、ワタクシも人生を終えたいと思っております。
ヲタクなところも、シニカルで扱いづらいところも、服のセンスがないところも、耳毛が長いところも、シモネタを一切言わないところも、孤独癖があってすぐ自分の殻に閉じこもるところも、枕がコケ臭いところも、お尻がお爺ちゃんみたいになっているところも、ワタクシのオチがないハナシにキビシイところも、娘の全てを受け入れて愛してくれているところも、夫の全てが好きではあるんですが、一番好きなところはオモロいところです。
夫よりもイケメンはいっぱいいるし、夫よりも優しいオトコはいっぱいいるし、夫より頭がいいオトコもいっぱいいますが、夫よりもオモロいオトコに会ったことがないです。とにかくいっしょにいて飽きないって素晴らしい。
ゼクシィのCMじゃないですけど、結婚しなくても幸せに楽しく生きていけるこの時代に、わざわざ25年間も結婚を続けられたことを純粋に感謝したいと思います。
今までいっしょに人生を歩んでくれてありがとう。ワタクシ(と娘)を幸せにしてくれてありがとう。
オマエも幸せにするぜ。
・・・ということで、こんなキレイゴトでシメておいてナンですが、ワタクシの両親は金婚式の年に別居してますからねぇ。
永遠の絆なんてものはファンタジーにすぎません。
今まで25年間はうまくいってますけど、25年後も仲良くいられるかどうはわからない、というね。。。
幸せな金婚式を迎えられるかどうかは、お互いの歩み寄りと努力と気遣い次第なんだよなぁ。(しみじみ)
インスタのほうに今日の記念日ディナーのコーデをアップしております。よろしかったら見てやってください。
最後まで自慢&ノロケでアレですけど、今日くらいいいですよねー。