一般社団法人体力メンテナンス協会認定
産後ケア・バランスボールインストラクター
うおえかおりです。
今日、
北斗晶さんの乳がん告白のニュースが
流れましたね。
これを聞いて一体どれくらいの人が
自分の身にもいつ起こるかわからない！
って思ったのかな。
きっと多くの人は
そうなんだ、可哀想に。
子どももまだ育ち盛り。
これから治療に入るし大変ね。
北斗さん、頑張って。
そんなふうにどこか他人事で
聞いてないかな。
私は母を乳がんで亡くしました。
私が中学２年の頃に発覚。
既にステージ4でした。
でも奇跡的に10年経っても再発もなく
家族もどこかでもう大丈夫なんじゃ･･･？
って安心してた。
そんな矢先12年後に再発。
その時はもうかなり進行していて、
亡くなる前の1ヵ月は
あれよあれよと容態は悪化し、
本当にあっという間にこの世を去りました。
人の命の儚さ。
生きたくても生きられない辛さ。
母は最期
「みんなと生きたい」と言って
亡くなっていきました。
こんな無念なことはないでしょ。
それを見守ることしか出来ない自分たちに
無力さを感じる家族。
母が命をかけて教えてくれた、
病と闘うことの辛さ。
私は母を亡くして、
心に決めたことがあります。
〝乳がん検診を必ず毎年受ける。〟
私は25歳の時から乳がん検診を
受けています。
初めて受けに行った時、
受けに来てる周りの人に
ジロジロ見られたことを覚えています。
きっとあまりにも
検診を受けに来るには若いから
物珍しかったんでしょうね！
だけど、
若いから乳がんにはならない？
30歳過ぎてからでいいや？？
何を根拠に言えるのかな。
どこかで自分の身に起こるわけないって
思ってる。
私も何度か受けた方がいいよと
友人を誘ったけど、
えーでもマンモグラフィって痛いんでしょ？
胸挟むとか恥ずかしいし！
そう言う子がとても多かった。
その気持ちもよく分かるけど、
乳がんになってからじゃ遅いんだよ。
治療がどれほど辛いものか。
自分の乳房が無くなるって女性として
どんなことか想像できる？
そのこと思ったら検診の時の痛さや
恥ずかしさなんてちっぽけな事だって
私は思う。
早期発見で助かる命。
どうか、みなさんも検診を受けてください。
もちろん乳がんに限らずね。
自分のため。
家族のため。
命が消えるのをただ見守ることしか
出来ない、あんな辛いことはないよ。
そんな思いを私は家族にさせたくない。
私は自分のためよりも
家族のために受けてます。
