今回のポポ太の激しい換毛に関する私が先日アップしたブログについて、前記事でザッと説明はさせて頂きましたが、その後も様々メッセージを頂いたり、リブログされたり、ランキングも急激に上がったりと反響の大きさに大変驚いております。


メッセージもリブログ頂いた記事も有り難く拝見しております。


「換毛について」を書いて、後はどう言われても終わりにしようと思っていたのですが、思った以上に反響の大きかったことと、慌てて書いたこともあり若干足りなかったかなと思う部分もあるので、改めてもう少し書かせて頂こうかと思います。


まず、今回の件ご批判を受けることになった一番の原因は当初アップしたポポ太の換毛の様子を載せた際の記事の私の表現が不味かったこと、これに尽きるかと思います。


ポポ太は現在6歳です。

毎年とんでもなく激しく換毛します。

ポポ太が一般的なうさぎさんの換毛より抜け方がとんでもなく激しく普通ではないことは重々承知ですが、ポポ太にとっては毎年こんな感じなので私にとってはもう6回目。あぁ、また今年もこの季節がやってきてしまった、、という気持ちでした。

そして、2018年夏の換毛の様子の自分用記録的な意味合いと、以前から交流のあるうさ友さん達に「ポポ太は今年も大換毛でまたこんな姿になっちゃったよー(つД`)ノ」くらいのつもりで、特にポポ太の特異体質?等の詳しい説明もせずに大変軽いノリでブログを書きました。

しかし、これまでの経緯等何もご存じない方が初めて見たら、目を疑うようなとんでもない姿のうさぎの写真にふざけた感じの本文であり、なんて酷いことをする飼い主だ!と思われたことと思います。

アメンバー限定公開でなく、全体公開していた以上、これは完全な私の落ち度であったと思い反省しております。

 本気でポポ太を御心配下さった方、私の表現が不快に感じた方、大変申し訳ありませんでした。


ポポ太お迎えから定期的に診て頂いていて、ポポ太の換毛についても過去の同様の写真も見て頂いている、信頼できるうさぎ専門の先生にきちんと実態を説明して相談の上、ポポ太にとって最良であると思われる方法で対処しておりますので、どうかご安心頂ければと思います。



せっかくなのでポポ太の換毛について詳しく書きたいと思います。

ポポ太は毎年夏にド派手に換毛します。

ちなみに冬はほとんど抜けません。


毎年抜け始めの場所等若干の違いはありすが、まだらにでなく、上半身から綺麗にゴッソリまとめて抜けていき、日毎にお尻の方へ徐々に換毛ラインが下がっていく。お尻は全部抜けることはなく、そのうち上半身の短かった新しい毛がどんどん伸びてお尻の抜けなかった毛と同じ長さになり境目がなくなり元の丸いポポ太に戻る、というのがポポ太の抜け方のようです。

私が背中だけ集中的にやって背中だけ禿げさせた訳ではなく、抜ける毛を抜くと綺麗に抜けたところと抜けてないところクッキリになります。

今年は背中からでしたが、脇からだったことも真横にボッコリ穴が空いたこともあります。周り全部抜けたのに直径2cmくらい綺麗に丸く抜け残りができたこともあります。

毎回それはそれはものすごい変な見た目で毎年私も何でこんなヘンテコリンな姿にと思います。


ポポ太は体重700g前後のおチビです。

(これに関してもお迎え後なかなか体重増えなくて私の育て方が悪いのかと心配してあちこち相談しまくりましたがどこで聞いてもただのチビで痩せ過ぎではないとのこと)

普通のサイズのうさぎさんの普通の換毛でも換毛期は換毛による影響で体調崩しやすいというのに、小さな身体であんなに一気に生え変わるポポ太の身体の負担は相当なものであると思い毎年とても心配です。


実際3歳までは大きく体調崩すことなく乗り切れてましたが、年齢も上がってきたせいか一昨年と去年はこの大換毛期に鬱滞になってしまいました。

そして一昨年も去年もそろそろ換毛始まりだしているなと思いながらもグルーミングしてあげるのを数日先延ばしにしてしまったという反省があります。


一昨年はまだ、一度病院に連れて行って点滴とお薬ですぐ回復傾向になりましたが、去年はなかなか回復せず何回も病院に通って何回も点滴、強制給餌をさせる結果となってしまいました。


その際に獣医師に鬱滞で体力が低下している時にグルーミングしていいものか体調回復を待ってからにした方がいいか、そしてかなりすごい見た目になってしまってるがこれは大丈夫なのか相談しましたが、毛を飲み込んでしまうのは良くないのでなるべく取ってしまった方がいい、抜けた後には新しい毛が生えてきてるから皮膚病等でなくこういう体質なんだろうとのことでした。


これは家から一番近い一般の動物病院の獣医師の診断でしたが、去年は一進一退でなかなか食欲が全快せず、今回のように電話で相談したうさぎ専門の獣医師も(うさぎ専門病院は我が家から少々遠く通院に時間がかかることと、治療の継続性と移動の負担を考えて近所の獣医師に引き続き治療してもらうことを勧められました)、ほぼ回復してきた頃セカンドオピニオンとして受診した別の動物病院の獣医師も、皆様ほぼ同様の見解でした。


そんなこれまでの経緯から私はすごい見た目になったとしても抜けるものは抜いてしまうのがポポ太の場合は正解なんだと信じています。(あくまでポポ太の場合は、です。)

現状どんなに私のブログを読まれた一般の方がやりすぎだ!可哀想!そんなことしちゃダメ!とおっしゃってもこの考えは変えるつもりはありません。


グルーミングに関しては、スリッカーブラシ、グルーミングコーム、ラバーブラシを持っていますが、ポポ太の場合スリッカーブラシ、グルーミングコームではとても追いつかず、ラバーブラシが一番良さそうでこれまで愛用していました。


今年は去年一昨年の反省もあり、抜け始めたと思ってから早めのタイミングでグルーミングしたことで、抜けた後の生えてきてる毛がまだかなり短いポヤポヤの毛で、ラバーブラシだと地肌に負担をかけてしまっているように感じたので手で抜ける毛を毟りました。

「毟る」という表現がよくない、酷い言い方、とご意見も目にして、確かにいいイメージでない言葉で注釈なく安易に使ったことは良くなかったなとは思いましたが、私の少ないボキャブラリーの中では他に思い付きませんでした。


決して嫌がるポポ太を押さえつけてまだ抜けない状態の毛を無理矢理毟り取った訳ではありません。

でも大量に抜けまくってる毛をなるべく短時間でなるべくたくさん取りたい。やってもやっても止めどなく抜けまくる状況で、正直、優しーく撫でるようにやってあげましたとも言えません。


ポポ太はそんな私のグルーミングをされている最中、基本嫌がる素振りはありません。

稀にまだ抜けない毛をうっかり引っ張ってしまって一瞬ビクッとされることはあります。

その時は本当にごめん!と思うし、なるべくそうならないように注意はしているつもりです。

大体20分を過ぎてくると飽きてくるようでソワソワ動き出したり、お顔クシクシしだしたりするのでそれを合図に仕上げをして最大30分弱やっていました。


うさぎ専門医に電話した時にも、上記の内容をお話ししました。

それでいいですとのことでした。

嫌がるようなら510分程度で手短に、嫌がる様子がなければ大丈夫でしょう。痛かったりしたらどんなにおとなしい子でも暴れますと言われました。



さて、その後のポポ太ですが、低下気味だった食欲はほぼ通常に戻っています。

件の背中は先日アップした写真ではキウイ状態だったのがもう既にしっかり生えていて、換毛ラインは例年通りお尻の方へ少し進みました。


獣医師に電話じゃなくて今の状態を見せた方がよいのではとのご意見もありましたが、ポポ太は元気な時でも外出するとしばらく食欲が落ちてしまう子なので、診て頂きたいのは山々ですが今の状況では受診させない方がいいと私は判断します。

調子の良さそうな時に健康診断に行って、その際改めて今年の写真も見てもらうつもりです。

その前にもしも全く食べなくなってしまったりしたらもちろん受診させますが、そうならないようにしっかり様子を見てできる対応をしていくつもりです。


私はポポ太のことがとってもとっても大切です。

ポポ太の幸せと健康を誰よりも強く願っていることは自信を持って言えます。

他の大多数のうさ飼いさんと同じ気持ちだと思います。


私の考えややり方、決断がすべて正しいとは思いません。

他の方の意見に聞く耳持たないつもりもありません。

いろんな情報を基にポポ太に一番う方法を悩み、試行錯誤して、専門家にも相談しながら最終的には私の判断で私がポポ太にとって一番だと思うやり方でポポ太を育ててきましたし、今後もそうします。



メッセージ頂いた方には基本個別にお返事させて頂きましたが、リブログ先のコメントは私がしゃしゃり出て行って人様のブログを荒らすようなことになってしまってはいけないと思い控えさせて頂くこととし、大変大変長くなってしまいましたが、ここに目にしたご意見に対する私の想いや実状を書かせて頂きました。

私は議論をしたい訳でも、賛同者を募って私と違う考えの方を否定したい訳でもありませんので、今回もコメント欄は閉じさせて頂きます。


ただ、同じうさぎを愛し飼っている者として、私の軽率な書き方が原因の自業自得であるとは言え虐待している飼い主と誤解されてしまったままは悲しいなと感じるのと、私が至らぬばかりに御心配をお掛けしたり不快感を生じさせてしまった方へ、お詫び申し上げると共にポポ太のことと私の考えを改めてお伝えしたかった次第です。



大変な長文、最後までお読みくださりありがとうございました。



ポポ太も含め、全てのうさぎさんが、健康で幸せに暮らせることを願っています。



aya*