嵐のあと

インド記録的な猛暑続く！！
ってのが日本でもニュースになっているようだ。

毎年この時期になると優しい友達から
「大丈夫？」「生きてる？」「辛かったら帰ってきな」などと連絡が入る。

たしか去年は街のコンクリートが溶けた！みたいなニュースが日本で流れたとか。

ラジャスタンでは先日51度を記録した。
炎天下のもと中庭に置き去りにされたラクダさんは
激おこぷんぷん丸で飼い主を殺しちゃったそうな。
http://jp.sputniknews.com/asia/20160523/2183294.html
ヤダ怖い。
ラクダ飼うのもラクじゃなかった模様。　　←


51度を記録！なんてーのは置いといて、
デリーでも48度なんて数字はザラにある。
例年通りやってくる夏。
記録的猛暑でもなんでもない。
むしろ『記録的！』なんて言われなかったら
酷暑だってことに気づかなかったってレベル。


なのだが、
時々やってくる大荒れの雷雨には
精神麻痺気味の私でもさすがに恐怖を感じるのである。


インドの街並みや住宅は
地震や荒天など自然災害を予測して作られた作りではないため、
猛暑やら酷暑なんかよりずっと死を近くに感じる。


大荒れの翌朝、
倒れたり割れたりする障害物のおかげで
普段通ってる道が大渋滞をなす。

家の前ではこうだったり↓

え？
車変わりましたね、って？　（誰も言ってない）
事故車は修理中で代車を乗り散らかしてます。
代車のフロントガラスに謎のゴールドジムステッカー！
持ち主の方、きっとムキムキ。イカしてらっしゃる。


倒木をよけて更に進むと、こう！！！

「竹が100本ぐらい倒れてて前に進めない！」
「迂回しなきゃ！ちょっと遅れる！！」
ってラインで友達に伝えたら
「竹100本ってｗｗｗそんな大袈裟な！」と言われたので
証拠写真がこれ↑

もう滅多なことでは驚かなくなったけど。
これが自分ちの窓に突き刺さってきたら、とか考えるとやはり恐怖。

嵐の最中は停電も頻繁に起こる。
荒天により修復も遅れるため、
ジェネレーター（バックアップ電源、自家発電機）がない家では
真っ暗でクーラーのない暮らしが待っている。
幸い我が家にはでっかい発電機が待機しているので
停電時でもボーーーーーンと大きな音とともに
家じゅうのクーラーも電気も難なく付く。ありがたや(´・ω・`)


嵐のあとは、
普段家の近所にいないはずの動物が増える。

牛、牛、牛。トリプル牛！！

我が家、区画で仕切られた住宅街の中にあるので
そうそう滅多に牛をお見掛けできないのだが、

・・・・
あなたたち、
もしかして突風に飛ばされてきちゃった？？

とか想像するとｗｗｗｗ

牛、なんかかわいいｗｗｗｗ
風でｗｗｗｗｗ
牛ｗｗｗｗ飛ばされてきたとかｗｗ
リアル・ドロシーの世界ですねｗｗｗ

なーーんて、
笑ってもいられない。


あるマーケットでは大木が倒れ、
車が下敷きになってた！！！

これ！！！！

ひぃぃぃ～～～～！！！！(TωT)(TωT)(TωT)
この日も相当数の方々がお亡くなりになったとか。。

街では倒木や折れた枝、倒れた看板や工事用バリケードなど、
主要な道路から路肩に集められ収集車がくるのを
風化するのを今か今かと待つのである。

そうした歴史の末できたのが
デリーに数多くみられるゴミ山なんですね。ガッテン！


気性は荒いが、気象も荒いぞインド！！！
（山田くん座布団持ってきて）

インド在住5年目、
今日もまだ元気に生きてる、よかったラッキー！！

にほんブログ村
↑参加ちゅーーー(^ε^)♪