15時の童話-桜路上


 

つかめそうで、つかめないもの。


 そんな、もやもやしたものが、

 ずっと、心の中にある。


 今日は、家の近くの桜と向き合い、
 何時間も、ことば書きをしていました。

 
 桜が美しく見えるのは、
 あの、白い花のせいではなくて。


 花を咲かせるまでの、
 長い長い、鍛錬の道があったからで。


 本当の美しさは、目には見えない。


 では、それを見ることが出来るようになるには。


 …そこかな?

 それが、今、つかめそうで、つかめないもの。


 でも、


 もうすぐで、それをつかめる気がする。


 それが出来たとき、
 ものすごい、作品とか人生とか、激変する予感がする☆


 つかめそうで、つかめないもの。


 ぼくはまだ、夢の途中。


 やれることを、ただ、やるだけだ。