こんにちは、やまもとみずきです。



『『子供たちのために』そう思うあなたへ ①』こんにちは、やまもとみずきです。長いこと夫婦を続けていると、いろんなことがありますよね。私のように、夫が不倫をしたということばかりでなく、どうやっても価値観が…リンクameblo.jp


続きです。



大人の諍いを、毎日のように見聞きし過ごす。


平穏な時間とは全く縁がなく、恐怖と落胆と不安と腹立たしさと共存して生きる。



そうするしか、まだ半分子供の私に選択肢はなかった。



振り回される父を見る度、気の毒な思いがベースにあっても、その状況をどうにもできない彼にイラつきもあった。



私たちの人生に、もうこんな母親はいらない



いつしか私の中には、この結論があった。




「離婚することになった」



父からそう言われた時、私は、やっと解放されると思った。


心からホッとした。




離婚というもの自体、当時のあの地域では珍しかった。




でも母の奇行や不倫は、田舎の小さなテリトリーでは有名だったから、子供なりに恥ずかしい思いもし続けた。




離婚をしたら、それから解放される。


そして、両親の諍いを見ることもなくなる。



一番大きかったのは、母の奇行、不倫に振り回され、ボロボロの父を見ることがなくなる。




それが一番ホッとしたことだった。




私たちから母親を取り上げること。



父はなんとしてでも、それだけは避けたいと思い、奔走していた。



本当に必死な様は、まだ子供の私にもありありとわかった。




でもねお父さん、もうそんなに頑張らなくていいんだよ。。。



お父さんが悲しむ姿、怒りに震える姿、情けないと涙を流す姿。



そこまで必死に、家族という単位を守ろうとしてくれなくていいよ。


もう楽になろうよ。。。


お父さんのそんな姿、もう見たくないよ。


あの人(母親)は、もう変わらないよ。


だから終わりにしようよ。




私の中の気持ちは、ずっと前から、そう決まっていたんだと思う。



続きます



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