こんにちは、やまもとみずきです。
続きです。
大人の諍いを、毎日のように見聞きし過ごす。
平穏な時間とは全く縁がなく、恐怖と落胆と不安と腹立たしさと共存して生きる。
そうするしか、まだ半分子供の私に選択肢はなかった。
振り回される父を見る度、気の毒な思いがベースにあっても、その状況をどうにもできない彼にイラつきもあった。
私たちの人生に、もうこんな母親はいらない
いつしか私の中には、この結論があった。
「離婚することになった」
父からそう言われた時、私は、やっと解放されると思った。
心からホッとした。
離婚というもの自体、当時のあの地域では珍しかった。
でも母の奇行や不倫は、田舎の小さなテリトリーでは有名だったから、子供なりに恥ずかしい思いもし続けた。
離婚をしたら、それから解放される。
そして、両親の諍いを見ることもなくなる。
一番大きかったのは、母の奇行、不倫に振り回され、ボロボロの父を見ることがなくなる。
それが一番ホッとしたことだった。
私たちから母親を取り上げること。
父はなんとしてでも、それだけは避けたいと思い、奔走していた。
本当に必死な様は、まだ子供の私にもありありとわかった。
でもねお父さん、もうそんなに頑張らなくていいんだよ。。。
お父さんが悲しむ姿、怒りに震える姿、情けないと涙を流す姿。
そこまで必死に、家族という単位を守ろうとしてくれなくていいよ。
もう楽になろうよ。。。
お父さんのそんな姿、もう見たくないよ。
あの人(母親)は、もう変わらないよ。
だから終わりにしようよ。
私の中の気持ちは、ずっと前から、そう決まっていたんだと思う。
続きます
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