10月26日 琵琶湖でDeps共同主催のイベントにて驚きの企画が。 | 招き猫 の『俺に釣れないバス氏しかおらん!!!』

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招き猫こと俺氏が、再びブラックバスフィッシングの世界へとドップリ浸かっていく様を延々と独り語りしていくブログ。

えーー・・・

大変・・・大っ変・・・大っっっ変ご無沙汰しておりました。

雲隠れみたいになってた招き猫です。
あ、逮捕されてた訳でも拘留されてた訳でもありませんからね!

ちょっと個人的に集中したい事があって、それに対して手を抜ける状況では無かったので、いわゆる関西人的な表現でいう「必死のパッチ」って奴でお勉強しておりました。


で、やっと落ち着いたので久しぶりにブログ更新。


本当は釣果をババ~ンと載せたいとは思ったのですが、それよりも先にどうしても記事にしておきたい事がありまして。

先ずは、とある方が共同主催するイベントの告知を。
バスイベント・BIWAKO FES
(イベント公式WEBサイトは こちら

いやー、まさかブログ始めた当初の自分からすると、まさか今こんな内容の記事を書いてる自分の姿や考えなんて全く想像出来ないだろうなぁと思います。


で、今回告知させて頂くイベントですが、「心の大兄貴ニシヤンさん こと 西山さん」さんの所属するDepsさんが琵琶湖のヤマハマリーナ琵琶湖さん&バイタルスピリットさんと、共同主催にて行われるBIWAKO FESというイベント。

きっとファンの方なら当然ご存知だと思われますが、出来れば今回はファン以外の方にも知って頂きたいと思う理由が何点かありまして。

今回はその部分のご紹介をしたいと思います。


イベントの内容に関しては3社共同という事もあり、内容的にも非常に豪華な内容になってます。
だから当日行く予定のファンの方は、きっと目玉イベントを目当てに行かれる方も沢山いるんだろうなぁというのは容易に想像出来ます。

ただ、今回の告知で俺がイベント内容の一つとして是非知って欲しいと思った企画がありまして。

さて、そのブログタイトルから引っ張った企画なのですが。

ゴミ拾いイベント!

は?
ゴミ拾いイベント?
これが知って欲しかったの?

って思う人の方が多いですよね。
俺もそう思う人の方が多いと思います。
それぐらいはバカな俺でも分かりますよwww

けどね?けどですよ?
俺からすると、これってすごいリスクを背負った事をイベントにぶっ込んで来たな、と思うんですよ。

個人が個人の考えで、「クリーン活動」や「マナー向上啓蒙」をする分には、個人の考えの範疇で収まるんですよ。
要するに、俺がFacebookで運営している「RFSB(Respect For Smart Bassar)」の考え方ですね。

けど、今回の企画に対して俺が感嘆したのは、それを企業主導のイベントで行ったという事なんです。

はっきり言うと、めちゃくちゃ叩かれる可能性もある訳ですよ。
販売している商品のパッケージに申し訳程度に「フィールドにゴミとして捨てないで下さい」って注意書きが書いてあっても、人気のあるメーカーのパッケージほどフィールドでゴミとして目にします。

エバーグリーン
ジャッカル
デプス
ゲーリーヤマモト


これらのメーカーの製品のゴミを、フィールドで見た事が無いという人は居ないと思います。


目線を変えたらゴミを出す原因となってる側が、今回の様な企画をするとどうなるのか。


そうですね。
ブーメランって方向に話が行きかねない訳です。


俺は常日頃から、バスプロがDVD出す時は
「あー、またこんなにゴミが捨ててある・・・。いつかこのフィールドも釣り禁になっちゃったらどうするんだよー・・・」とかってボヤきながらもスタッフと一緒にゴミを拾って帰るシーンを冒頭と巻末に3分程度でも入れればいいのに、と公言してるんですけどね。

それをメーカーさんが実際にしてしまうと、買う側の人間を間接的に批判する形にもなるので、売ってナンボ買って貰ってナンボのメーカーさんとしては「やぶ蛇」に繋がりかねないナーバスな問題なんですよね。


奥村さんはそれを恐れずにイベントの一つとしてぶっ込んだ。

俺が考えている様なリスクなんて恐れてないのかもしれない。
それとも俺以上にリスクに対して真剣に向き合った上での決断かもしれない。
どっちかなんて本人じゃないと分からない事だし、仮に奥村さんが独断で決めたとしてもマーケティングを担う部署の人間からすると、「頼むから社長もう少しリスクを考えて下さい!」と冷や汗かきながら意見してるかもしれない。

背景は分かりません。

けど、事実として目の前にあるのは

奥村さんは大規模イベントの企画の一つとしてぶっ込んだ。
この英断がそこにあるという明確な事実です。



一人の人間として、奥村さんの立場を勝手に想像しただけですが、その一個人が想像しうる範囲だけでもリスクだらけなのに、それでも今回の企画をねじ込んだ奥村さんの判断は英断以外の何者でもないと思いますし、一人の人間として尊敬の念を抱かずにはおれませんでした。



とまぁ、そんなBIWAKO FESなのですが、俺が今回のイベントを知ったのは実は奥村さんのTwitterだったんですよね。

イベント告知に関する奥村さんのツイートがフォローしている方のRTで回ってきまして。

なにげな~く「どんな事するんだろ?」って気持ちで、イベントWEBサイトを見たのが今回のイベントを知った切っ掛けでした。


驚きましたね、本当に。
前述の「メーカーが啓蒙する事のブーメランリスク」というのが、ほんの少しでも想像出来る側からすると

え?マジで?

って思っちゃいましたもん。


んで、個人的に驚きが止まらなかったのはこっからですよ。

その奥村さんのイベント告知に感動した俺は、少しでも色んな人の目に止まれば~という気持ちと、「西山さんも来るのかなー?っていうか、奥村さん凄いな。」と思って、その思ったことそのままリツイートしたのです。

そうすると、まさかの奥村さんからの返信ツイートが・・・

いやまぁ驚いた。
割と普段からフランクにユーザーの方と交流を深めておられる方だというのは知ってましたが、まさか自分にも返事を頂けるなんて思っても無かったんでびっくりしましたよw

まぁここまでは普段から奥村さんとコミュニケーションを取っておられるファンの方なら日常的な事なんだろうと思いますが、今回は俺自身もRFSBを立ち上げた直後という事と、自分の中で奥村さんの行動に対して覚えた感動を伝えたいと思って更に返信を重ねていると・・・


まさかの奥村さんがRFSBに加入申請してくれた。

ありのままに起こった事を話すぜ。

俺は奥村さんの行動と考えが素晴らしいと賞賛を贈ったと思ったら
奥村さんからRFSBへの加入申請が来ていた。

何を言っているのか分からねーと思うが俺も何が起こっているのか分からなかった。
頭がどうにかなりそうだった。
催眠術とか超スピードとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ・・・
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ。

(ジャン・ピエール・ポルナレフ フランス出身/享年36歳)

まさにコレがぴったりの体験をしましたわ・・・

とまぁ、ここまでの流れも、この先の流れも、奥村さんに感じたままに記事にしても構わないですか?と確認をした所、「思ったままに記事にしてくれて良いよ!」と快く了承頂いたので、好き勝手な事を書いてるんですが。

何より嬉しかった事は、自分達が何を目指しているか?という部分に対して、公には業界でもトップクラスの著名人である奥村さんという大人物が、一人の人間として興味を持ってくれた事、そして奥村さんの中でRFSBというコミュニティの活動に参加してみようと思って頂けた事です。


これも普通に考えたら、とんでも無いリスクある行動ですよ・・・
俺個人としては、「Depsの社長である奥村さん」がコミュニティに参加したのではなく、あくまで一個人としての奥村さんが関心と興味を持った上で、参加しようと思ってくれた事が何より嬉しい事でした。
※(それでも公的な立場からは決して切り離されはしないとは重々承知しておりますが・・・)


このコミュニティ参加して頂いた際に、参加リクエストを送って下さった皆さんに送っているメッセージを、一個人としての奥村さんからの参加リクエストと捉えているからこそ敢えて同様に送らせて頂いた際に、少しメッセージでお話させて頂いたのですが、奥村さんなりの意見を聞かせて頂けた上で、やはり「一個人としての奥村さんからの参加申請」と捉えた自分は間違えて無かったと安心しました。

とはいえ、個人的に一人の人間としての奥村さんの人間性に強く魅力を感じた事も事実です。


琵琶湖で名を馳せるDeps。
各地に一人の釣り人として尊敬出来るスタッフが在籍するDeps。
そのトップであるBOSS奥村社長。

こういった企業としての枠組みと、その企業から生み出されるルアーは、日本のバサーだけでなくFacebookを通じて知り合った海外のバサーも魅了されています。

俺もDepsのルアーでは、ブログでも絶賛し続けている「バルビュータ」や「」ブルフラット」には絶大な信頼を向けています。


ただ、こういった「有名メーカーの社長」としての奥村さんの存在は本当に大きいとは思うのですが、そういった枠から外しきる事は不可能だとしても一人の人間としての奥村さんの考え方や行動力から生まれる人間としての魅力というのも知って欲しいなぁと、それを感じた人間の一人として知って頂ければ嬉しいなぁと思いました。




ここからは余談ではあるのですが。
RFSBの活動、確かに加入者が増えると嬉しいなぁと思っています。
コミュニティを通じてクリーンアップボランティアイベントや、それを続ける中で行政とも連携を取って、将来的には「行政と連携しているボランティア活動をしているグループ」としての社会的地位を獲得出来る日が来れば!なんて思ってますし、そういった団体だからこそ持てる発言権を活かし、バサーの地位向上にほんの少しでも役に立てればという気持ちもあります。

けど、この最近で何が一番嬉しいかというと。
Facebookを通じて知り合った方もそうですし、Facebookをやってない方もそうですし、RFSBが理念にしている事や、俺が先日記事にした「やらない善より、やる偽善」という記事もそうですが、見た人が「何かを感じてくれた事」と「自分なりに思った事」や「そんな自分が出来る事」というのを、思慮してくれたり行動してくれてたりする話を耳にする機会が増えました。

いや、そりゃ身近な人達だからそういう話を聞く機会があるのも当然なんですが。

正直言うと自分自身でも驚いているのですが、ブログを始めた当時は1日に数件の方のアクセスが数十になっただけで驚いていたのですが、気付けば多い時は2~3千件のアクセスをマークする事も珍しくなくなりました。

紛失した竿の一件や、FTDFに関係する話題や、このブログと運営している俺の事を色んな理由で知って頂いた事も含めて、改めて日々訪問して下さる皆様へ感謝をお伝えしたいと思います。

本当にありがとうございます!
これからもよろしくお願いします。